ハイコントラストな滲みの中にエルフたちはその姿を現わす - 日立市 小木津山自然公園
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日立市の小木津山自然公園に行った。
今回は趣向を変えて、久しぶりにソフトフォーカスレンズを持ち出した。収差を利用したソフトフォーカスだから、ピントの甘さはアウトフォーカスとして出るのではなく、”滲み”として出る。
晴天だからコントラストが極端に高いのは分かっていた。
ハイコントラストな被写体を、ピントの良いレンズではなく、”滲み”によって描写がドロッとしたものになるレンズで撮影すれば、どうなのだろうかと思ったのだ。
もちろん、絞り込めば普通っぽい?レンズになる。たとえば1枚目の写真は絞り込んで撮ったから、けっこう普通だ。
他のほとんどの写真は絞りは開け気味で、滲みが出ている。蒸暑いこと、この上ない。
それによって、被写体が動物でなくても独特の動物っぽさが出るように感じるのだ。
道などもハマれば龍の姿にもなる。それなら龍の背にまたがって前に進んでゆくような気がしてくるから楽しいではないか。
いや、前に進みたければ自分で歩くしかないのだが。