雨降る森の中の道は、拡大する緑に埋もれてゆく - 那珂市 茨城県民の森、筑波神社

 

使用レンズのご紹介リンク

SMC PENTAX-M 1:1.7 50mm (PENTAX)

 

 

いよいよ新緑も終わりだ。新緑の期間は短いのだ。なんとなくだが今年は新緑をあまり撮った気がしていなかった。
で、今日は雨。つまり新緑と雨の組み合わせになる。「絶好の狩り日和じゃのぉお」とハンター魂に気合が入る。
 
那珂市の”茨城県民の森”が思い浮かんだ。その瞬間、行き先は茨城県民の森と決定する。
レンズはすでに決まっている。レンズを決めると行き先が決まったりするのだ。
「おいペン太、喜べ、雨の森に連れて行ってやる」
「あだよ、ロクなことねっし」
「普段、緑が綺麗に出るとか豪語していなかった?」
「忘れた」
「今日、雨の森に行くようなレンズは、かなり優秀なレンズと言えるだろうな」
「行ってあげてもいいよ?」
 
県植物園はなぜか冬に来ることが多いような気がする。
緑はいよいよ爆発的に拡大している。冬に知っていたはずの森の中の道がわからなくなってくる。
緑に覆われ、見えないものが増えてゆくからだ。そんな中を歩くのだ。
 
帰路には近隣にある筑波神社に行った。イザナギ、イザナミを祀る神社だ。