色彩の混沌と高まりゆく熱の中の酩酊 - 日立市北部

 

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木々の爆発的な開花期を過ぎ、これから緑が豊かになってゆく。

日立市北部をめぐった。特に行き先を決めず、周回するように日立市の海岸線、小木津山自然公園、十王ダムおよびその周辺をめぐったのだ。

 

寒い頃にはよく見えていたものも、次第に混沌の中に覆われてゆく。

そんな中を移動していると、なにか酩酊したような気分になってくるから不思議だ。いや、もちろん、缶ビールやらを飲んでいるわけではない。

 

色彩の混沌と高まりゆく熱に酩酊してしまうのだ。

そんなとき、空に抜ける木々のシルエットは、異界のものたちの酩酊と熱狂のダンスシーンになる。

その中をエンジン音とともに移動してゆくのだ。