少し離れればまったく異なる絵が現れる聖域の森 - 城里町 清音寺、青山神社

 

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城里町の清音寺、それに青山神社の周辺をめぐった。このあたりは阿武隈山塊からはやや離れ、関東平野北部の平地に位置するのだが、森林が豊かだ。

清音寺、青山神社とも創建から1200年以上が経っている古刹だ。その間、森林は聖域として守られてきたのだ。

 

すっかり落葉が進んでいるが、ところどころにはまだ紅黄葉が賑やかな木もある。早いのと遅いのとでは、紅黄葉する時期に一か月以上の差がありそうだ。

同じような場所にありながら、そのぐらいの差が出るのだ。まあ、木にしてみればそんな差など、知ったことではないのだろうが。

 

そんな中、落ち葉を踏みながら歩いてゆく。

陽を受ける場所と日陰の場所では、コントラストに格段の違いが出る。同じような場所で撮ったにもかかわらず、そうとは思えない絵になるのだ。

古いレンズにその描写能力いっぱいを要求するのは、なかなか楽しいことなのだ。

 

なお最後の一枚だけが、帰路、日立市でのものだ。