一歩踏み込めば、そこに広がる古代からの異世界 - 常陸太田市 真弓神社、その周辺

 

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常陸太田市の真弓神社およびその周辺の里山をめぐった。

真弓神社は伝承によれば、坂上田村麻呂が茨城県北部に祠を置いたとされる五つの神社(真弓、黒前、西金砂、東金砂、花園)の内の一つだ。

 

真弓神社は常陸太田市と日立市のほぼ市境に位置している。

JR日立駅を基準に直線距離で見るなら、日立市にある御岩神社や黒前神社より、真弓神社の方が日立駅近くに位置しているのだ。もちろん「直線距離なら」の話だが。

 

これは地元民限定のネタになるのだが、「日立駅から見て御岩神社と真弓神社、どちらが近いか?」と問われれば、ほぼすべての地元民が「御岩神社」と答え、「ブー」になるだろうと思うのだ。

いや、自分自身「ブー民」だった。(^^;

 

参道入り口へのクルマでのアクセスは諦めた方が良い。

参道入り口に至る道は、真弓山で産出される白色大理石を搬送するトラックの専用道路と考えた方が良く、破砕された大理石で路面が白く染まっている区間に、クルマがすれ違えるような道幅はない。

 

仮に、その区間を運良く通過できたとしても、そもそも参道入り口に駐車場はない。そのためアクセスは徒歩、自転車、バイクまでとなるだろう。

 

なにかとあるものの、しかし鳥居をくぐり参道に一歩踏み込めば、そこから先には古代から聖域とされた異世界が広がるのだ。