境界の瞹昧なエリアで緑は眠りにつこうとしている - 栃木県 奥日光、戦場ヶ原、小田代ヶ原

 

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AF Nikkor 75-300mm 1:4.5-5.6 S (NIKON)

 

 

奥日光に行った。奥日光は一年ぶりだが、去年行っていなかった場所を選んだ。具体的には戦場ヶ原、小田代ヶ原、それに東照宮の裏手奥にある滝尾神社だ。

 

去年は尾瀬ヶ原湿原と切込湖および刈込湖をメインに置いたので、このあたりはゆっくり歩いていなかったのだ。

この記事では戦場ヶ原と小田代ヶ原をご紹介したい。

 

クマ目撃情報がいろいろと出ている。

昔はそういう情報を目にしなかったのだが、というか読んでいなかっただけなのかも知れないが、最近、けっこう見かけるようになった。

 

「木の上で何か食べていた」「木道を横切って行った」「走っていた」など、なかなか多様だ。去年は「木から落ちて来て、どこかに走って行った」などもあったから、あらゆるパターンがそろっているようだ。

 

人間の領域と野生動物の領域に境界があるわけではない。

そんな瞹昧さの中を歩いていると、ときどき「なにかに見られている」と、はっきり感じることがある。

 

だがそれが何なのか、わからない。

少なくとも確実に言えることは、野生というものに見られているということだろう。

あるいはそれは木々が放つ気配なのかもしれないのだ。その感覚はいつも独特なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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