お盆期間中に立ち止まった場所での寸景 - 2 - 日立市郊外、牛久市 牛久沼、棚倉町 山本不動尊
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お盆期間中は行くところがけっこうあって、さまざまな場所に立ち寄った。
地元周辺以外にも、牛久市の牛久沼や、つい最近行ったばかりの、棚倉町の山本不動尊などだ。
それぞれ位置的にかなり離れている。そこでの写真を今年のお盆の印象としてすべてシャッフルするなど、どう考えても無理がある。しかしそれならやってみるしかない。
目的とした場所ではなく、立ち寄った場所がほとんどだ。
どこに立ち寄っても、拾いたくなる絵は寸景として無数に潜在している。
標準レンズなら標準レンズの画角の中に、「待ってたよ」と言わんばかりの絵は必ずあるのだ。
なんだか財宝の中を歩いているみたいで、じつにリッチだ。
このレンズはカメラ雑誌レビューで「ライツ社のズミクロンに迫る」と高く評価され、以後、「プアマンズ・ズミクロン（貧乏人のズミクロン）」として有名になった。この挑発的かつ気合の入った呼び名は、嫌いではない。
しかし単数形なのがちょっと弱い。「プアメンズ・ズミクロン（貧乏人どものズミクロン）」とすれば、もっと気合が入ったと思うのだが。
まあいいが、このレンズとともに、「待ってたよ」の中をリッチな思いで歩くのだ。
