XR RIKENON 1:2 50mm （初期型） RICOH
リコーの「ＸＲリケノン５０／２」は、１９７８年に発売された一眼レフ、ＸＲ５００についていた標準レンズだ。
カメラとレンズを併せて￥３９８００「サンキュッパ」と、当時としては画期的なまでに格安だった。
だが、けっして安かろう悪かろうではなかった。
このレンズは、当時のカメラ雑誌（カメラ毎日？）のテストで、解像度など驚異的な数値を叩き出し、ズミクロンに迫る性能だと評者をうならせた。
もちろん、「ズミクロン」とは、ドイツのライツが出した高性能レンズの名称だ。
これによって、このレンズは「和製ズミクロン」と呼ばれるようになり、いまでも非常に人気が高いのだ。
過去には、「プアマンズ・ズミクロン（＝貧乏人のズミクロン(^^;）」などという挑発的？な呼び方も見たことがあるが、ズミクロンに迫るということを認めているわけだから、ツンデレな褒めかたなのだろう。(^^;
曇り空で、ときどき微雨も降る。
裏山を越えて、水の豊かな山里をめぐろう。水辺にバイクを止め、歩き出す瞬間はいつでも楽しい。
蝉の声や水の流れる音、それらまで切り取るつもりでシャッターを押すのも楽しいだろう。
Rufus Wainwright - Across the universe