初夏の日、旧市街地の坂道は緑の混沌の中に - 常陸太田市 旧市街地
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今日は蒸暑い。雨も多いし湿度がかなり高い。個人的な印象だが、今年の緑の拡大は例年をはるかに越えていると感じる。
拡大する緑によって、見えていたものが急速に見えなくなってゆく。直線が曲線に覆い隠され、混沌が姿を見せ始めるのだ。
それならそれを記録しておかなければ、ということで、常陸太田市の旧市街地をめぐることにした。
高台にある旧市街地は、狭い坂道や階段に取り囲まれている。もう放棄されてしまった建物もある。
そんなエリアをめぐった。
レンズも独特の個性があるものを選んだ。
晴天順光下の撮影においてはメリハリがあるのだが、ローキー補正した場合、青色成分が多い被写体だと独特のドロッとした描写になる。謎だ。
また低光量時の撮影においては、コントラストが極端に落ちてフラットな描写になる。
混沌を撮影するなら、超広角レンズ特有の極端なパースペクティブ描写と相まって、これほど向いているレンズも少ないと言えるだろう。
なお、ここでの写真は前回アップロードしたものと同じ日、同じレンズで撮影したものだ。
たくさん撮りすぎたので、写真がだぶらないように記事を二つに分けた。