影に雪の白が重なる水辺の風景 - 水戸市 七ツ洞公園
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雪が降った翌日、晴天になったので水戸市の七ツ洞公園に行った。
こんな日に来る人もあまりいないだろうと思っていたら、すでに雪だるまが作られていた。
「してやられたわ」とか思いながら、カメラに大昔の超望遠ズームレンズを付けて歩き出す。
焦点距離が500mmまであるとかなり狭い範囲まで切り取れるから、考えてもいなかったような絵も拾えるだろう。
水鳥がたくさん集まっていた。人が近づくとギャーギャー喚きながら、にぎにぎしく逃げてゆくのだが、こちらが少しじっとしていると、何事もなかったようにいつも通りの状態に戻る。
しかしあのギャーギャー、なんだか楽しそうに思えるから不思議だ。
水鳥を撮ろうとする場合、足場が雪に埋もれていると、水辺ぎりぎりの立ち位置では注意が必要になる。足場の雪が崩れて水の中に落ちてしまったら、カメラが濡れてしまうのだ。
とか考えながら、いつでも異界に転じるであろう水辺を歩いてゆくのだ。