冬の日、寒色系の色彩が広がる中に、祭りの赤 - 笠間市 笠間稲荷、飯田ダム
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久しぶりに笠間市の笠間稲荷、そうして飯田ダムに行った。
ダム湖というと人工物なのだが、その景観は火山地帯の堰止湖に似たものになる。要するに人が作ったのか、火山が作ったのかの違いがあるだけで、そこには共通する絵巻が広がっているのだ。
自然の景観はすでに青や茶、黒に染め上げられている。
笠間稲荷の赤が「祭り」を感じさせてくれるのだが、それだけに赤が一層映えるような気がする。祭りとは捧げるものなのだ。
出発するときはやたら曇っていたが、雲は”まだら”であり、それはそれで独特の絵をもたらしてくれるものだ。
それなら雲撮りでもするかと思ったのだが、着いたころには快晴になっていた。肝心の雲は忘れたころにときどき出てくるぐらいだった。
禍福は糾える縄の如し。人生万事塞翁が馬。(^^ゞ
なんだかそんな格言をかみしめる羽目になることが多い気がする。あまり嬉しくもないのだが。
まあ、それならそれで、そこにさまざま絵を拾ってゆけるのだろう。
