今年最後の、水辺の色彩の混沌 - 日立市 小木津山自然公園
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一気に冷え込んできた。近隣の紅葉も終わりに近い。ということで、その近隣に、終わりかけている色彩を拾いに行った。
今回使ったのは「切り取り」目的だったので、α7S+中判用の210mm望遠レンズだ。
210mmという焦点距離がやたらとマニアックだが、中判用レンズの場合、こういった焦点距離も普通に存在するのだ。
被写体は太陽との位置関係で多様な表情を見せてくれる。紅葉の見せる表情も、太陽との位置関係で大きく異なってくる。
そこで見つかる混沌をファインダーで追ってゆくのは、なかなか楽しい作業なのだ。
めぐった周辺に露出する岩盤は、日本最古で五億年前のものだ。
そんな地層に根を下ろす木々の姿を拾って行けば、一コマ一コマはたちまち大きな組み写真として積層してゆくだろう。