北国から来たレンズが見る、初冬の色彩の混沌 - 那珂市 茨城県植物園およびその周辺
しばらく目を離していたら、木々の様相はすっかり変わっていた。しばらくと言っても一週間ぐらいだが。
つまりそれほど季節の変化は早いのだ。油断していたら春になってしまうから要注意だ。
いや、そこまで気合の入った油断をするかどうかだが。
久しぶりに那珂市の県植物園に行った。基本、主目的は歩くことなのだが、しこたま撮影してしまう。
立ち止まったり歩き始めたり、立ったりしゃがんだり、土手をよじ登ったり下りたりと、やたらヘルシーだ。犬の散歩の次ぐらいにはヘルシーだろう。
いや、犬にもよる。10数年前に飼っていた犬はやたら気合が入っていた。
散歩中、オニのように飼い主を引っ張りまくる。それも、伏せの姿勢で耳を後ろに倒して、全開バリバリで引っ張るから、油断をすると引きずられる。ヘルシーにもほどがある。
トドメに、右に引っ張っていたかと思うと、突然左にジャンプして予定変更したりする。そのたびに、腕がねじられて脱臼しそうになる。
コンチクショーとばかりに蹴りを入れると、それをあらたな遊びと受け止め、尻尾をばたばた振りながら靴やズボンの裾に食いついてくる。まったくヘビーメタル・ロッカーみたいなやつだった。
いや、撮影記事だ。季節の色彩を見れるのも、あと一か月ぐらいだろう。少しでもいまの色彩を拾っておきたいのだ。