古代から人々が祀った場所に秋の花々は - 常陸太田市 西山荘、薩都神社、白鷺神社
久しぶりに常陸太田市街をめぐった。具体的には西山荘、薩都神社、白鷺神社、およびその周辺と、帰路、日立市での風景だ。
薩都神社は、近年パワースポットとして知られるようになった御岩神社と関連がある神社で、祭神は立速日男命だ。立速日男命は御岩神社の主要な祭神でもある。
だが立速日男命の名は日本書紀にも古事記にも出てこない。常陸国風土記にだけ名が出てくる神なのであり、諸説あるものの水神であるとか雷神であるなどとされているようだ。
神話を物語的に描くなら、描きにくい存在だったのかもしれない。
市街地にかなり近い場所にあるのが、祭神が日本武尊の白鷺神社だ。創建は不明。境内には古代墳墓が残されているから、ここもまた古代からの聖域だった。
市街地やショッピングモールが目の前にあるにもかかわらず、白鷺神社の周囲には人家が見えないのだ。
なお、写真は前回の写真記事で上げたものと、使用レンズも撮影日時も同じものだ。
気が済むまで?たくさん撮りすぎたので、写真をだぶらないようにして記事を二つに分けた。