秋の曇天下、遥かなる尾瀬 - 群馬県 尾瀬ヶ原湿原
しばらく奥日光エリアをめぐっていた。今回アップロードするのは、尾瀬ヶ原湿原でのものだ。
尾瀬ヶ原は広く、普通程度のルートを選んでも20km程度の歩程になる。不摂生ばかりしていては歩き通すのが大変そうだ。
そこで節制した。具体的には、1週間ほど酒を飲まなかった。
いや、そんな下らぬ節制ではあまり足しになりそうにもないのだが、なにかはやっておかなければならないだろう。
尾瀬に行くのはずいぶん久しぶりだと思った。考えてみれば、以前行ってからもう5年も経っていた。こんなことでは、今後10回行こうと思えば50年かかってしまう。さらなる節制が必要だ。
個人的に、過去に行ったことがある場所の中でも、尾瀬は特別だ。
自分が行ったことがある場所を言葉で表現するとしても、尾瀬に対してだけは、たった一つの表現しか思い浮かばない。
遥かなる尾瀬。
これ以外の言葉を思い浮かべることができないのだ。
天気はかなりの曇天で、ときおり陽がさす状態だった。撮影条件としてはあまり良くなかったのだが、それでも大量に撮影した。
尾瀬だけで5記事予定になる。ファインダーをのぞいているだけで気分が高まってくるのだ。