一筋の小道に沿って広がる田園の秋景 - 常陸太田市 白羽
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立秋から一か月以上が過ぎ、いよいよめっきり秋めいてきた。
今日の天気は「晴れ時々曇り」だ。直射光の有無によって、被写体の様相は大きく変わってくるから、撮影においては非常にギャンブル性が高いとされている天気だ。
いや、誰もそんなことなど言っていない。いま、思いついた。
で、個人的に好んでいる、道幅の狭い田舎道を久しぶりにめぐることにした。
常陸太田市の白羽だ。位置的には、阿武隈山塊と関東平野の境界付近にあるエリアと言えるだろうか。
ここに全長２ｋｍほどの、名もなき野の小道がある。地図で確認しようとしても、かなりの拡大図でなければわからない。
道幅は、前から軽トラでも来ようものなら、たとえバイクであってもすれ違うのが大変なほどに狭い。そんじょそこらの「狭い道」ごとき、広すぎて気が遠くなる程だ。
しかし道に沿った景観は非常に多様であり、そんな道に沿っての秋の被写体探しは、なかなか楽しいと思うのだ。
末尾に置いた写真閲覧用BGM？YouTube音楽は、やはりベートーヴェンの「田園」を選ぶしかないだろう。
なお最後の１枚だけは、帰路、日立市内での撮影だ。白羽からは直線距離で８ｋｍ程度といった所だろうか。
