ハイコントラストとローコントラストの交錯する初秋の日 - 大田原市 雲巌寺
久しぶりに栃木県大田原市の雲巌寺に行った。ここは禅宗の四大道場の内の一つとされている古刹だ。歴史的経緯は次のリンク先記事に詳しい。
雲巌寺は那須エリアにあるとされているが、地理的には八溝山の裾野に位置している。
古代から山岳信仰の地だった八溝山を囲むように位置している神社仏閣は少なくない。たとえば、八溝山頂を挟むようにして反対側には、福島県棚倉の山本不動や都都古別神社などがある。
それらのすべてが、八溝山という巨大なパワースポットを成り立たせている存在なのだと、勝手に思う。
なお、次の記事が八溝山頂での撮影記事だ。
八溝山頂に古代からひろがる聖域 - 大子町 八溝嶺神社、日輪寺
今日は珍しく晴れ間が見える。曇っているときにはローコントラスト、晴れ間が見えたときにはハイコントラストな被写体が出現する。
天候がめまぐるしく変化する日は、たまたまどちらが出現するのか、あくまでも運次第となる。
気に入らなくて、ベストと思える状況に変化するまで待つか、変化を待つことなく、それをベストと考えてシャッターボタンを押すか、いずれを選ぶのか、となるだろう。
もちろん後者を選ぶ。いや、どちらが正しいなどということはない、あくまでも個人的性向によるものだ。