古くからある街の晩秋の風景 - 常陸太田市、旧市街
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まったく無目的に、里山や旧市街をめぐるのが楽しい。気が向けばバイクを止め、そのあたりを歩くのだ。
古くからある街の裏通りは、よそ者にとってはしばしば迷路のように思える。
それでは迷ってしまうかというと、そもそも無目的だから、迷うこと自体あり得ない。ただ、わけがわからなくなるだけだ。(^^;
知っている道に戻ったあたりに和菓子屋でもあれば、ついつい饅頭でも買わざるを得なくなる。
家で食べればおそらく普通の饅頭なのだが、歩きながら食べると、やたら美味なものになる。その地のものを、その地で食べる。どこまでグルメなんだか見当もつかなくなるではないか。
風景は日々変わってゆく。立冬までおおよそ二週間だから、もうすっかり晩秋だ。
無目的の通りすがりの絵を拾って行こう。
