長梅雨の中、海と聖域 - 常陸太田市 大中神社、日立市の海景
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梅雨が長い。曇天下、久しぶりに海に行ってみようかと思った。
海岸の岩屋に点在する光藻を思い出したのだ。
光藻は非常に繊細らしく、去年は水が枯れて消えていた。さらに、光藻のある近隣には大きなショッピングモールが出来て、いよいよもう駄目かなと思っていた。
光藻については過去に次の記事で触れたことがある。
しかし、嬉しいことにしっかりと復活していた。周辺は整備されて、「ヒカリモ公園」と命名されていた。
去年まであった看板には、「光藻は夜光ではありません、光を反射させるから光っているように見えるのです、夜に来ても見えませんよ(笑)」 などという挑戦的な?文言があったが、「(笑)」という表記が付かない普通の看板に置き換えられていた。
看板には挑戦的というか、闘争心あふれる文言が欲しいものだが、残念なことだ。
蝉の声が少なく、しかし夕方にはひぐらしの鳴き声が聞こえるようになった。ひぐらしの鳴き声が聞こえると、音楽を止めて聞き入ってしまう。
野生はいつでも元気のもとになるのだろうと思ったりもするのだ。