CANON LENS new FD 135mm 1:2.8
1979年発売のキヤノン、ニューFDシリーズの望遠レンズだ。
旧FDシリーズにおいて、135/2.8は存在しなかった。135/2.5と、やや明るいレンズがラインナップされていたのだ。
ニューFDレンズにおいてやや暗くなったのは、コンパクト化を図る意味もあったのだろうか。
135mmレンズは、MF単焦点レンズがメインだった時代には、望遠レンズの代表格と言える存在だった。そのため市場に出回る数も多く、ありふれていて、いまでは人気がない。
しかし、「単焦点望遠レンズを買うなら、なにがいい?」という質問があれば、「135mm」という回答は、当時と変わることはないと思う。
望遠レンズ特有の「被写体を切り取る」感覚は、135mmあたりから強いものになると思うのだ。
望遠レンズ特有の「被写体を切り取る」感覚は、135mmあたりから強いものになると思うのだ。
このレンズとは、夏の渡良瀬遊水池に行こう。
遊水池となった一帯には、かつて鉱山廃水の鉱毒によって閉鎖された村があった。
いまその一帯は、川が氾濫した際の増水を受け入れる広大なバッファとなり、鳥たちのサンクチュアリとなっている。
暑い日、背の高い葦が広漠として茂っている中をこのレンズとめぐろう。
■ 同じ時にめぐった場所
AF ZOOM 24-105mm 1:3.5 (22) -4.5 D 6月 中禅寺湖、竜頭ノ滝、光徳牧場、湯元 (44)
SMC PENTAX-FA 1:4 28-70mm -AL- 6月 東照宮周辺、奥日光湯元 (39)
SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm 6月 妙義神社、周辺の風景 (56)
1.5X TELEPLUS SHQ + COLOR-ULTRON 1.8/50 6月 妙義神社、中之嶽神社 (56)
MC W.ROKKOR-SI 1:2.8 f=24mm 6月 妙義神社と中之嶽神社、その周辺 (54)
new FD 135mm 1:2.8 6月 渡良瀬遊水池 (35)