AF ZOOM 24-105mm 1:3.5 (22) -4.5 D minolta
このレンズは2000年、ミノルタのフィルムカメラα7と同時に発売された。
2003年、ミノルタはコニカと経営統合し、コニカミノルタとなるから、ミノルタ名を冠したレンズとしては最後期のものとなる。
それまで、ミノルタの標準ズームレンズは焦点域24-85mmだったが、このレンズでは望遠端が105mmに拡大され、しかもかなりコンパクトに仕上げられている。
個人的にはこのレンズなど、きわめて新しいレンズだと思っているのだが、それでももう20年近くも前のレンズだ。困ったものである。(^^;
カメラメーカーとして、ミノルタは非常に魅力的なメーカーだった。
ユーザー寄りのメーカーだったから、機能も「見てくれ」ではなく、ユーザーにとってメリットとなるものが多かった。たとえば一眼レフのAF化などはその最たるものと言えるだろう。
いまはソニーがミノルタのカメラ事業を引き継いでおり、シリーズ名の「α」もそのまま残されている。ソニーのミラーレス一眼の主力機も、その名は「α7」なのだ。
このレンズとはひさしぶりに夏の日光に行こう。
あらたふと青葉若葉の日の光 (芭蕉)
「あらたふと」を「ふたあら=二荒(日光の旧称)」に掛け、「二荒=にこう=日光」を重ね合わせて、青葉の後にさらに若葉が萌える情景を描くこの俳句の、やたらと凝った構成がなかなか楽しい。
フィルム時代の一つの完成形であるこのレンズと、そんな日光をめぐろう。
■ 同じ時にめぐった場所
AF ZOOM 24-105mm 1:3.5 (22) -4.5 D 6月 中禅寺湖、竜頭ノ滝、光徳牧場、湯元 (44)
SMC PENTAX-FA 1:4 28-70mm -AL- 6月 東照宮周辺、奥日光湯元 (39)
SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm 6月 妙義神社、周辺の風景 (56)
1.5X TELEPLUS SHQ + COLOR-ULTRON 1.8/50 6月 妙義神社、中之嶽神社 (56)
MC W.ROKKOR-SI 1:2.8 f=24mm 6月 妙義神社と中之嶽神社、その周辺 (54)
new FD 135mm 1:2.8 6月 渡良瀬遊水池 (35)
Well Tempered Clavier Book 1 Trinity Cambridge Organ