For POLAROID 1:5.6 f=75mm   MAMIYA

 

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1969年ごろ発売された、マミヤのポラロイド対応レンズだ。
プロがスタジオで使ったのだろうか、美品状態だったが中判フィルムやポラロイド対応という点で、出番を無くしてジャンク扱いになっていた。

どうも素性がよくわからないレンズだ。
マミヤプレス用のレンズに同一スペックのレンズがあり、それだと思っていたのだが、
マウント爪の形状が同じであるにもかかわらず、フランジバックが異なる。
あるいはマミヤがOEMした、ポラロイド600SE用のレンズなのかもしれない。
まあ、カメラに取り付くから取りあえずOKだ。(^^;


このレンズの光学系はスーパーアンギュロン(ビオゴン)タイプだ。
対称型の構成で、理論的に収差の発生は極小であり、正確無比な描写をする光学系だ。
しかし後玉の突き出しが大きく、35mm一眼レフボディにはまず付けられない。
中判用レンズだからバックフォーカスは長いのだが、それでもフランジバック45mm程度の一眼レフでは後玉がマウント部にあたり、取り付けられないのだ。


それでも、広大なイメージサークルを誇るこのレンズを、どうしても使ってみたい。
調べてみると、
ミラーレス一眼なら中望遠レンズとしてカメラボディに取り付けられることがわかった。

カメラボディへのレンズの保持には、「ニコンのレンズフードHN-24」+「中間リング」+「Eマウントリング」を使うなどして、自作の簡易マウントアダプターを製作し、あの手この手でこのレンズを使用可能にした。
具体的な製作方法は次の記事に記載している。
フランジバックの相違にも触れている。

マミヤプレスレンズ用 Eマウントアダプター簡易版の製作


もうあちこちで春の花々が満開だ。今日はこのレンズを連れて、臨済宗の古刹、雲巌寺をめぐり、帰路には下野宮の近津神社に行こう。
創建においては日本武尊の名も出てくる神社で、八溝山麓の南側に上野宮、町付、下野宮と三か所存在している。

三か所に存在するとは、古代史レベルでの意味も理由もあるのだろう。そんな場所をこのレンズとめぐろう。


また、撮影枚数が増えてしまったので、この記事は写真がだぶらないようにして、二つに分けた。
この記事は(1)だ。(2)はこちら。
点在する場所に花々は (2) - マミヤ ポラロイド用レンズ 75/5.6 ◇


 

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Mozart - Sinfonía 40 - Menuetto(3/4) - Karl Böhm - Filarmónica de Viena