INDUSTAR-50-2 3.5/50 KMZ
日本でも非常に数多く出回っている、ロシアレンズのインダスター50だ。
実はこのレンズは、過去記事の最後の方でもご紹介したことがある。
INDUSTAR-50-2 3.5/50 (KMZ)
おそらく同一光学系と思われる、沈胴式インダスターとの写りの違いがあまりにも大きいのが気になっていた。
INDUSTAR-10 1:3.5 F=50MM (FED) 沈胴
今回ふたたびご紹介するインダスター50は、入手時、フィルターがついていた。
これがなぜか外れなかった。前の持ち主が接着?していたのだろうか。
そのため、そのまま使っていたのだ。
あらためてよく見ると、写りに影響が出そうなほどにフィルターが曇っている。
そこで今回、なんとか取り外して、このレンズの名誉のために?、ふたたび使ってみることにしたのだ。
沈胴式インダスターの特徴である、バリッとした立体感や開放時の四隅の崩れなどが、どこまでかぶってくるだろうか。
そっくりなら同一光学系と考えてもよいだろうと思う。
常陸太田市の旧市街地でそれを確かめてみたいのだ。
Vladimir Sofronitsky plays Lyadov Prelude in B Minor Op.11 No.1