今回の「YouTube 良いものだけを世界から」は、日本人の演奏家によるシャンソン特集だ。

このレコードは1968年に発売された、書籍形式の25cmLPだ。

書籍中にはフランスの街角の写真や文章が多数掲載されており、「読みながら聴く」という企画になっている。そこから6曲、ピックアップした。

 

演奏者二人の名前が記載されているのだが、曲ごとに演奏者名が書かれているわけではない。推測だが、オーケストラが入るものが奥田宗宏氏によるものと思う。

二人とも、当時の日本歌謡曲界の重鎮だったようだ。

 

”パリの空の下”は映画サントラにもなった曲で、アコーディオンが良く似合う。

他の曲もなかなか魅力的なのだが、ユニークなのが”グノーのアヴェ・マリア”だ。

 

”グノーのアヴェ・マリア”は、バッハの”平均律クラヴィア第1巻第1番”にグノーが歌曲としてのメロディを付けた、1859年の作品だ。

ただしこの演奏では、平均律クラヴィアの旋律は聴こえない。あくまでもグノーのメロディだけがサックスによって演奏される。シャンソンにサックスも珍しいと思うのだが。

 

LPレコードでシャンソン名曲 ”パリの空の下” ”枯葉” 他 全6曲

奥田 宗宏 - Munehiro Okuda 原 孝太郎 - Koutarou Hara

パリの空の下 - Sous le Ciel de Paris (0:00)

小雨降る径 - Il Pleut Sur La Route (3:15)

パリ祭 - A Paris Dans Chaque Faubourg (6:04)

枯葉 - Les Feuilles Mortes (8:27)

グノーのアヴェ・マリア - Ave Maria (11:06)

リラの花咲くころ - Quand Refleuriront Les Lilas Blancs (13:25)