さてまだ入院中です。

手続き待ってる間にも一個 予約投稿!




明日は夕方まで車運転できないというので

(全身麻酔後24時間は運転禁止だって言われた)

今日のうちに美味しそうなもの色々買ってきた❤️❤️



今回の入院準備(イギリスでは日帰りでもAdmission といい 出るときにはdischarge の手続きをしました)

唯一私がしたのは本の手配です。



超有名本ですがまだ読んでなかった

Butter バター 柚木麻子著 





みなさんしってそうですが

「Butter」

入院前日は 職場の調整と病院とのやりとりでばたついていて さらにその後娘のクリスマスイベント(チアリーディングとChoir)があり遅かったのですがそれでも眠い目を擦りつつ Amazonで 賭けの気分で翌日配達で注文し、、、

無事ゲット!指差し指差し指差し指差しもはや病院に出かけるために家から出たとこで瞬間に手渡しで受け取った。

ついてる!!!


私にとって病院って 大体待ち時間があるので 本を読むなって感じです。


もちろんまだ読み終わっていないので

簡単に紹介。


まず私 この本何故か日本語で出た時は食指があまり、、、、


ですがイギリスでの人気すごくて 去年から今年初めは書店へ行くともう この本一色でした。


調べたところ

 

  • Waterstones Book of the Year 2024(イギリス大手書店チェーン):日本人作家として初の快挙。
  • The British Book Awards 2025(デビュー・フィクション部門):受賞。
  • 累計発行部数:日本国内(約35万部)を上回り、イギリスで45万部超を記録。

と なんとイギリスでの方は発行数が多い!!!


特に Waterstones は 私大好きな本屋さん❤️

毎日のように行ってた時もありました。

洋服の買い物秒で終わらしてこのカフェで数時間とか❤️❤️❤️


びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり


何故この本がイギリスでそんなに人気かという解説もかなり色々出ています。


まず 日本だと 木嶋佳苗被告の連続不審死事件自体が誰もが知ってて 「その事件に関する本」というイメージですよね。多分私もそれで食指が伸びなかった。


でもイギリスでは事件自体あまり知られていないので あくまでフィクションとして楽しまれ内容自体が注目されたことが大きいみたいです。


また

主題である 女性のルッキズムとか フェミニズムとか あるいみ日本では当然みたいな部分が イギリスでは特別に注目されたり

日本では当然な「女性の生きづらさ」も海外の人にとっては 特殊な興味惹かれるもののようです。

(例えば太っているのに とか、、、そういうところ)


ちなみにインタビューで著者も


    

「この小説って、日本だと女性同士の絆や美味しい料理のことが取り上げられがちですが、イギリスでは“ファットフォビア(肥満恐怖症)と女性蔑視がひどい日本で書かれた、ブラックユーモアと社会風刺に満ちた話”なんですよ。「ここまで皮肉を書いたら嫌がらせをされるかもしれないのに、あなたは勇気がありますね」と言われました。」(anan記事より抜粋)


https://ananweb.jp/categories/entertainment/60301



と書いてて 結構視点が違うなって感じです。


実際 英国のいろんな記事では ルッキズムとフェミニズムの小説みたいにも書かれてます。

一方で日本のだとレビューも食べ物とかに注目するものも多くて レビュー内容も絶対全違う。


そして

「今の日本って、闘ってるって思ってない人でも、すごく闘っているんですよ」(著者談)


とも、、、、。

人の在り方も 文学のあり方も イギリスと日本で全然ん違っていて そういう違う人から見た日本だからという部分も多々あるようです。

そういう意味でも
英語で見て こっち人から見る 「異様な日本」見たいのを見たかったんですよね。

後もひとつやっぱり大人気翻訳家の翻訳も見たかった。(知らんぷりミーハーです)


また 内容についてはさらに
海外の分野でいうところの
ファムファタール という 枠組みで の捉え方もあるようで これもこちらゆえという感じです。

まあとりあえず そういう
ルッキズム フェミニズム fatphobia とか
ファムファタールの枠とか色々が
まさにイギリスの興味関心にマッチしたみたいです。

面白い。


そんなこんなで
イギリス視点でこの本を楽しみます❤️

続く