いつかからの続き
実はこのシリーズ 車探しで疲れた時に作成したくなるらしく、、、、。今日もそれで時間が潰れた そのストレスゆえに書きました。
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今日は夕飯外(庭)で食べました。
片付けが楽。写真は片付け後。
さて
リハビリ職種が
(見る範囲や精度の違いこそはあれ)
人や病気や現象を 色々な原則、原理、背景にあるものから分析していって現状を見る(ように教育されるので普通のこともそういうふうに見がち)
って ことを書いてみました。(説明が長くてすみません)
普段はこんなこと全く考えていないのですが
時々ハッとする場面に出くわします。
例えば
例えば症例検討的なことをする時など
介護の方等から

「お医者さんは患者さんを見ていないので、長い時間一緒にいる自分たちの方がよくわかっているので教わることはない」
とか、、、、、、、、、
何度か聞いたことがあり、、、
その度 そんな考え方も!と大きく驚きます。
他にもこういうのもこういう例を見て
そういう考え方とかを感じます。
「やる気のない人」
よく見かけるのが
脳梗塞などになり様々な障害が出て リハビリや自主練が必要なのに そして身体的には可能なのに
なかなか自分で動き出さない人
自主練などをしない方がいます。
そういう人に対して家族や介護の方から
という意見を聞くことがあります。
さらに 優しくて人間味のある介護の方だと
(悪い人たちではないんです。ただ優しいからこそ、家族のことを考えての言葉です)
とまで やさしさゆえに なることも見かけます。
これって 私含め誰でもやりがちですが
つまりその人の行動が=性格や考えと直結してる
っていう前提の考えがあるんですよね。
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でも、性格の問題ではないって場合もあります。
例えば① 脳の障害によって生じる高次脳機能障害には「発動性の低下」といって、考えや動作を開始するのが困難になることがあります。
英語ではアパシーとも言って全脳障害患者の10%にも生じるという研究もあるほどです。
例えば② 構成能力が傷害されることがあります。
そうすると大きな何かをしようと思っても 色々をどう構成して、遂行すべきか どこからスタートすべきかわからなくなります。
他にも 脳圧の異常やパーキンソン系 etc,,.
こういう場合には、
行動開始しないのは
❌やる気がない →行動が開始されない
じゃなくて
⭕️脳の障害ゆえ →行動が開始されない
という結果になったりします。
つまり
動かない🟰やる気がない、やりたくない
(直結)
ではなく
理由、原因
↓
の結果として
動かない
なんです。
性格ではない。
※この辺は、いつも必ずご家族に説明してました。
ここで言いたいのは だから医学的知識をつけよう!と言うことではなくて
こういう いろんな可能性があるって知ること。
さらに言えば 何か起こった時
すぐに感情的になるんじゃなくて
「自分が知らないいろんな 理由の可能性がありうるんだ」って知ること
(私だってお医者さんだって全部知ってるわけじゃないので別の原因を見逃してる可能性もある。)
そうなるだけで いろんな状況に出会った時に格段にストレスは少なくなる。
そして これができるのは何も私の才能とかじゃなくて ひとえに 教育のおかげだと思う。
実習中とか そこで起きていることはなぜか そういう報告書を死ぬほど書かされたから
そしてこの苦労が 人間関係やら日々のいろんな迷惑とかに いちいち腹が立たなくなって 随分助けられてる
数学も演繹的思考を身につける練習だっていう人もいるし そういう意味では受ける教育は本当大事にしたいなーと思います。
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もちろん いろんな職種の人が どうしてそういう行動をするのか 人生背景や 心理的な状態を慮ってくれたりもします。でも心理的な理由に見えて違うことって結構あるので、それを知れるのって本当大きいなって思います。
極端な例を出せば
元気がないから心理サポート?
時々出会うのが 元気なく見えて活動量も落ちて
急に引きこもりがちになったからと
いろんな心理的サポートが入ってる人。
でも時にそれが脳圧の影響によるものであったり
脳梗塞の影響による場合なども見かけます。
すると
それまでの心理的サポートではあまり変化なかったのに
脳圧調整や点滴などで、本当の原因へのアプローチをしたら すっかり改善しちゃったう人もいます。その人に一番必要だったのは優しさより医療的支援だったんだなという場合もあるんです。(精神科にうつとして数年入院して支援受けてなかなか「活動的」にならなかったのに、脳外科でパーキンソンの薬飲んだら一気に自立 なんて人も見たこと何度かある)
色々な困難を持った方の周りで その気持ちに沿って気分を盛り上げてくれるかどうかで生活は大きく変わるもの。介護の方の心持ちみたいなものが患者さんたちにはすっごく大事ですよね❤️
でも 必ずしもそれが 一番とは限らないこともあるんだなあって。
これも日常生活に活かせてる気がします。
必ずしも
いかにもってことが 目の前の現象の理由とは限らないなーって。
介護の方のような心理的優しさと
お医者さん的の医学的&科学的な目と
両方が重要だなと思ったりします。
もちろん、個性もあるので色々ですけどね。
でも やっぱり傾向としては職種によるような気がします。
そして そういう 職種による見方の違いや
状況認識の違いの傾向って
結局 教育された内容に よるところが大きいなーって思います。
時々 初めに書いたみたいな 驚きに出会うことで
「ああ 職種ごとの 教育によって
考えかた(考える方法)ってこんなに 形作られているんだな」
って実感するのです。
バラが蕾つけ始めました❤️❤️❤️
ついでにアブラムシも着き始めた。
油虫対策に 手で殺してく方法もあるし 薬撒く方法もある もちろんそういう方法もあるけど 私は風通しをよくする方法がすき。1匹づつ殺すより効率的だし、薬撒くよりも健康的だし いろんな意味でサステイナブルだと思うから。後時々、てんとう虫持ってくる。
今日書きたかったのはそういういろんな仕組みの考え方でした。いろんな方向からの出来事をいろんな方向から見る そういう目が教育によってもたらされるなあと(すいませんなんかいろんな部分が、英語直訳みたくなってますが 自分で書いてます)