英国での犬やペットや

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おとといの記事


真面目すぎるし 長すぎたかも😅😅😅

と反省してたのですが

すごくたくさんの方がアクセスくださり。

せっかくなので 調子に乗って動物ネタ続けます!

イギリスきて 実際に見た動物と人間の関わりです。


 ペットショップ無し


英国には ペットショップがありません。売れ残りの子が生まれたりするのを防いだりする 倫理的理由です。

でも うちの猫ちゃんたち含め

結局 悪徳ブリーダーは横行してて

そういう人は誰にでも売る という流れは未だにあるようす。よく聞きます。

うちの猫の業者とか 本当に仕事として猫飼ってて 愛情なしで酷かった、、、。(家の中ですら飼ってなかった😅😅😅)



 犬はどこへでも一緒に行く!

お買い物でも犬連れてる人ちょいちょいいます。


あと カフェは大体どこも犬OKなんじゃないですかね よくワンちゃんきていい子にしてます。(テーブルの下で寝ていたり)


さらに 日本でいうところのファミレスと居酒屋の間みたいなものである 英国のPub!

こんなところにも犬を連れてきてる人はたくさんいます。ワンちゃんみんな 静かにいい子にしてる!


散歩してる人もたくさん!

娘の学校の裏が 散歩コースになっているので

朝も晩も毎日 10頭以上散歩に行く子を見ます。

日本では なかなか若い人は散歩行かない時間でも 年配の人はもちろん若い人も犬連れで 緑の遊歩道的なところに結構行くんです。時間の余裕を感じます。


いろんなところに、連れて行ってもいいのはいい気もします。ただ 個人的には見てると カフェとかに犬連れできて仕事してたり 友人と話してたりして

ワンちゃんその間ズーーーとただ静かに座ってなきゃいけなくて、、、(別にうちは犬歓迎とか書いてるとかでなく どこでも 普通のお店にいるという感じなので) なんかそれ ワンちゃん的に本当に幸せなの?と思う時もあります。


それこそパブなんか めっちゃ食べ物の匂いする上 すっごいうるさいとこで 静かにしてるわんちゃんすごい!けどなんかちょっとかわいそう。


多分 日本の番犬 とかのイメージと違うからなんですかね。


自然の公園のお散歩とかは

こっちではほとんどの人がドッグランみたくリード無しで歩いてます。


これはワンちゃんたち気持ちよさそう という感じがしますが どこもかしこもです。

犬好きの自分は嬉しいけど

みんなが好きなわけじゃないし、、、うちの母親みたいに犬苦手な人は そういうところは散歩に外出るの怖くなっちゃわないかな と心配感もあります。


いずれにしても

犬は人間の言うことを聞くもの

っていう考えがはっきりある感じで

そう言うふうに躾けるし そう言う存在として扱われている感じはあります。


 でもペットおいてホリデーはちゃんと行く

欧米の人は数週間や1月以上のホリデーによく行きますよね。そこはそこ と結構分けて考えるのがイギリス式。

日本だとペット飼わない理由として遠出できなくなるからなんて言いますよね。しかしイギリスではペットいても そういう長期の旅行に行く人は多い。多くの人がペットシッターに頼んでいきます。


この辺は 介護も子育ても動物問題もにてて

日本は家族が責任を持つ!という感じでその責任を全て負って 縛られて当然という感じ。

でもこちらだと でも自分の生活が中心 したいことはする その上での介護や 子育てや ペットという感じがします。

(親介護中の人も行きますホリデー 退院したてとか ターミナルとかでもね)




 ドッグレースやその他の犬

ああ そういえば 英国といえばハンティングで有名。猟犬系もたくさんいます。

昨日ちょっと書いた 人間が目的に合わせて犬を作っていた 作出 そういう犬の宝庫でもあります。

カインズさんのホームページがわかりやすい!

https://magazine.cainz.com/wanqol/articles/dog_culture_england

ビーグルやボーダーコリー、一部のスパニエルなどなど!


あと有名なグレイハウンドとかのドッグレース! 勝てないと殺されたり あとシーズンが終わると すごい数の捨て犬がされて😭ひどい! 


今は基本的には禁止になりました(正式承認受けた場所では今も継続) ドッグレースとその惨劇 意外と日本語検索だとヒットしなくてびっくり!


一方 現役で仕事してる牧羊犬ボーダーコリーは結構いてかっこいい!




 猫🐈‍⬛は外

猫は すごく都心である場合以外
やっぱり本能活かせるように 外で飼うのが推奨されてるみたいです。「その生き物らしく生きられること」を目指すようです。

うちの子が実際よく狩してます。(ネズミとか 鳩とか)
やっぱりそういうのに比べると おもちゃなんてつまらないみたいです口笛口笛

あとほぼみんなチップが入ってるみたい。


 安楽死問題はだいぶ違う

一方で
日本だと ペットが高齢になると
長期で看病するのを聞いたりもするのですが
こっちは結構安楽死が一般的な様子。
「苦痛を軽減する」が動物福祉の基本的考えのようです。

うちの猫ちゃん(ベンガル)も 数年前 足が全く動かなくなり
獣医さんからは 安楽死を勧められました。
「猫は3次元で動く動物 もう歩けない
もし車椅子で歩けても ジャンプもできない
そう言う生き方は 猫にとってはすっごいストレスが溜まる 不幸だと思う。」
「それを生かして苦しめ続けるのは飼い主のエゴじゃないのか」 と言う感じでした。

うちは旦那の猫でしたし、その子のために すっごい幸せな時間を過ごした後(好きな餌食べ放題!気に入った人に撫でられ放題!) 苦しまない方法で天に召されました。

多分この辺は色々な意見がありそうです。
日本とは 基本的な姿勢が違うのかなと思いました(人間についても 日本ほど延命治療しない国が多いですしね。

日本はとりあえず延命治療みたいな感じあります。
下の表みたく 日本はとりあえず治療法選ぶにしても 生きながらえる時間を優先するけど 欧米はQOLを中心にして考える傾向があるみたいです。

※人間のです。

(引用:「日本の看取り、世界の看取り」国際長寿センター)

以前アメリカの動物関係機関(某有名な)に研修行った人の発表聞いた時にも やはりその安楽死が日本より多用されてることに驚いたと言っていました。

人間に関しては 私は宗教観、死生観などの影響も大きい気がしました。日本でも死生観がしっかりしている人は 事前に自分の意思を決めておいて それの通り進めるので延命が過剰になりにくい印象です。(そして日本の場合それがはっきりしているのは宗教がある人が多かった あくまで私見ですけど)
延命は 意見を本人も決めてなくて 考えてなくて 家族も決めかねて 誰も決定権がないゆえにと言う場合も多いと思います。

あ すいません ペットから話それた!





 馬は本当結構どこにもいる!でもなかなか乗れない。

馬はね 本当 家の周りでも
どこでも ちょこっとでも場所があれば
簡単に会えたりします。

でも一方で 日本だと昔よくあったみたいに動物園とか ファームとか行くと子供の引き馬って結構ある気がします。しかしこっちは、そういう子供用のところ行っても驚くほど乗馬はさせてもらえない。
何でも 聞くといつも「保険の関係で乗せられない」と言われる。まあ ルール好きな英国の国民性かもしれません。
もちろん乗馬クラブに行けば乗れるけど めちゃくちゃ予約連絡とかのレスが悪い。結構な勢いで返ってこない。
日本の方が 子供がちょっと乗るとかはずっと乗りやすいと思う。

一方ヨーロッパでもイタリアになると これが ものすごくゆるくて 乗りやすい。
いろんな公園で 軽く載せてもらえる。
っていうか、、、、

有料での引き馬のお金払ったら じゃあ子供乗せてきていいよー って馬渡されたこともある。(何回も)びっくりびっくりびっくり え 引き馬って 引く側を誰でもできるのが普通の感覚?! 私しましたが(日本でも時々してたし) 日本人これされたら結構びっくりしませんかね?!
ローマでも そんな大きくない公園で引き馬ように飼ってるとこありますよね。
かと言って ゆるいので
馬の休憩時間の長さにも驚く(午前午後 1時間ずつ飲み仕事で 後休憩ってところも見たことある)

イタリア 乗りやすいというよりはゆるい感じがしました。子供の乗りやすさは 
完全私見では イタリア>日本>英国


 羊や牛は本気で至るとこにいる

本気でどこにもいる牛や羊!

大学と川のちょっとの隙間とかにもいる。
むしろ 日本ではやってる除草ヤギレベルに!
以前から書いてるけど
日本は農協の基準が厳しくて、放牧して自由勝手に食べるだけだと 成分値の基準を満たせず 販売できないことも大きいのだとか。英国だとそれでも販売できるから そういうとこでもいいみたい。


スコットランドで有名



ここ 車の道は外側にあり毎朝30分ー1時間の大渋滞で 写真はたくさん自転車通る自転車道。にも関わらず ある日うしが大量に占拠して 私含むサイクルしてる人立ち往生笑い泣き笑い泣き笑い泣き


そんなわけで


またしても長くなりました。


イギリスの動物色々書いてみましたー😊



動物福祉が進んでると言われるイギリス。


確かに ペットショップをなくしてるし どこでも動物オッケーだし 動物思いな気もしつつ

生き物としての動物にはあまり快適と思えない場所でも静かに過ごすように強要されてたり(パブとか) ドッグレースなどもあったり(さらにそれを捨てたり殺したり)、歴史的にはやっぱり人間の目的にあわせてどんどん犬を作出してきた長い歴史を持っていたり そのアンバランス感は何とも興味深いです。多分 犬やペット 自然との向き合い方の違いなのでしょうね。


安楽死のことといい

動物福祉の進んでいる国として有名ですが 何を基準とした「福祉」か 浜谷本当は違うようでした。