さて京都に行った後


帰りの新幹線で読んだのは 音楽の本。


 「神曲プロデューサー」


音楽について こういう音楽の書き方ができるのだと

私にとっては新たな描き方で面白かったです。


その音楽が表すものを 物語風に描く(これは音楽じゃないけど神の雫みたいな描き方、もしくは「蜜蜂と遠雷」みたいな描き方)のでもなく

のだめ 的な描き方でもなく

なんというか 外側から書くことで

その中身が見えてくるような描き方と言いましょうか、、、、


そしてもう一つ見えた視点は

芸術と商売

これは単に 芸術的な素晴らしさを描くだけではなく

多分 アートやそうでなくても「好きなことを仕事にした」ような人たちがぶつかる壁みたいなものを 音楽とそれを取り巻くの世界を使って書いています。


これをうまく表しているのがこの帯の一文




でもそこでの主人公も

そういうことに 正面からぶつかるのとはちょっと違うタイプの自分つではないからこそ そういう芸術と商業と そのあり方をまたちょっと違う角度から見られたり。


すいません

ネタバレせずにと思ったら抽象的すぎるかもしれません。



今回 京都の旅で やはり像は生で見ないとその真価はわからないと思いました。

私はこれは音楽もそうだと思っている部分があり


それをこの本で、、、また深く感じたりもしました。だったらその音楽自体の中身をうんと書くより その周り、、、 それを通して立ち現れる周り

をえがくという方法は 妙に納得してしまいました。





そういえば 

音楽の本といえばこれもすごく好きです。古いですが 今回書いた「神曲プロデューサー」とは全く違うえがき方。



もっとわかりやすく

なんか 血が燃える感じです。


まあでも こうして話していくとやっぱり生の音楽聴きたいです。でも 日本では時間が本当にないな、、、。YouTubeで我慢します。