ただいま ありがたくいただいた
講義の資料作成中です。
とっても楽しい。
前日
ターシャチューダーを紹介しましたが
私は
こういう芸術とか 古き良き暮らしが一番!
という それだけを考えよう!!!!
という感じではありません。
医療をやっていると
虫眼鏡で守るような 小さなことにばかり気を取られる危険もあります。
体の一部の臓器とか
虫眼鏡でも見れないような
細胞とか 分子レベルで起きてるようなことなど。
でもそれを 1人の人の健康とした場合 さらにはその人の考えや 社会でのありよう 家族との繋がりを考えた時に、
虫眼鏡で見た内容だけで決定していくとされると 矛盾することがあるのです。
逆に、人生の質だけを と言って 科学的な知識をきちんとつけなければ、適切な選択ができず 人生にとって一番良い選択肢も選べません。
いつも ターシャが見ていたような 大観を見ながら 分子的なことを同時に見くことで 初めて本当の医療が作っていけるように思うのです。(もちろん医療だけではないと思いますが)
だから いつもどちらかに偏りがちな この忘れっぽい私の頭 だからこそ バランスを常に取っていこうと気をつけています。
でも 医療がどんどん発達する中で 専門分野もどんどんと別れ 学習することも深く広くなり、それが難しくなっているのでしょう。
患者さんを通して経験したことは 守秘義務でかけませんが 自分が経験して 驚いたことの一つが 妊婦の時でした。
さてさて
そんなことを考える時に いいなと思う本の一つがこれです。
(Amazonより)
題の通り
詩人と医師の往復書簡です。
医師はターミナルの支援をしている方です。
2人の話は本当に 面白い限りです。
こういう視点をこれからも医療に残していけるといいなと思います。
さて 講義の準備に戻り
私の力なんて小さいけど
講義を依頼してくださった方がいるので 学生さんたちに 大きな視点と小さな詳細も ちょっとでも伝えられたら その中の1人でもいつか思い出してくれるといいなと思います。
日本とイギリスのことも書いてるものの
あれ?!日本今どうなんだろう?!
ということも増えてることを発見です恐ろしやー