さて
ボンファイア ナイトをきっかけに
困った王様に連なる(←もちろんヘンリー8世)
宗教絡みの色々を書きました。
先日 オリバー クロムウェルの出生地あたりに行ってきたので その続きを書きたいと思います。
カトリック、プロテスタント、ピューリタンの戦いのその先にいた
可愛くて 面白く 大人気の愛妾
ネル・グウィン で締めたいと思います♪
❤️❤️❤️❤️❤️ラブリー❤️❤️❤️❤️❤️❤️
さらっと歴史。
エリザベス女王のその後
かの有名な エリザベス女王(1世)の後は、、、
↓
宿敵 メアリーの息子ジェームス1世が王となります。
↓
その次は その子 チャールズ1世が継ぎます。
王の先生政治を進め 議会は開かれなくなります。また 国教会に力を集中させるためピューリタンを弾圧します。議会と王が対立します。
ピューリタン革命 (1642年)
議会側はオリバークロムウェルを中心に戦い
王党派に勝利。
王は処刑されてしまいます。
イングランド共和国
イギリスが王政を終え、イングランド共和国となりました!
しかし、議会派の築いた政治は厳しく
華やかさを失った生活に人々は辟易、、、。
王政復古
国民は再度王を望み
オリバークロムウェルの死後2年で
チャールズ1世の息子 チャールズ2世を呼び戻し 王政復古してしまいます。
そしてこの人こそ 今日の主役 の旦那様。
チャールズ2世
この時代ヨーロッパ中が、宗教問題(カトリックとプロテスタント)で紛争が耐えませんでした。
この人も 王子であったにも関わらず 清教徒革命によりお父さんは首を切られて処刑されて
本人は フランスへ亡命。過酷な運命でどんな人になったかというと、、、
別名
「陽気な 王様」!!!
楽しいこと好き!そして女性大好き!!!
亡命中でも女性との恋には事欠かなかったそう!!!!!!すごい!!!
愛妾は14名もいたそうで その中の一人が
ネル•グウィン!!!
元々 父を失い母は売春宿を兼ねた居酒屋を経営、ネルは12才で大尉の愛人になります。母親アル中、お姉さん売春婦!
、、、でも負けない!
そんな境遇でも 女優になる夢を持ち、そして有名女優に!!!そしてついには王の目に留まり お気に入りの愛妾に!!!
ジョーク好きで 明るく楽しい!!!
この人ほんとに最高です!
王様を「私のチャールズ3世」と呼ぶ
= チャールズという名の彼氏三にんめだから💕
身分の低いネルを蔑む他の愛妾には、、
→肩に手をおき「同じ商売だもの、仲良くしようよ」(笑)
意地悪な ルイーズ(愛妾)にも 数々のユーモアで対応!
このルイーズだと思って 馬車が民衆に囲まれた際には
「みなさま 乱暴しないで!私はプロテスタントの方の娼婦よ!(笑)」というと みんな「なんだネルか(笑)」と盛り上がったとか。
こうして彼女は王や 臣下 宮廷を楽しませ
さらに愛妾になった後も小さな家にすんで 女優を続け 市民にも大人気だったそう。(その後子供出産してからは邸宅に移動)
咲熊さんのYouTubeが面白すぎます!!!
お時間ある方は お笑いを見るつもりで見てください!!!もっともっと面白いです。
この身分の子を 愛妾に迎えた王もすごい!(なんせひいお婆さんなんか エリザベス1世の血筋すらも許せなかった誇り高き お姫様)
この大変な境遇と状況の先にあったのが
こんなあったかい ユーモア だったとは!!!
やっぱりお笑いつよし!!!
そして、寵愛を得る愛妾はどんどん変わっていきますが、王は最後までこの楽しいネルを愛し続けます。
やがて チャールズ2世の最期の時、、、。
彼の最期の言葉は
「かわいそうなネルを 飢えさせないでくれ」
だったと言います。
ああ 宗教の血みどろの末に なんて癒し!!!
大変な人生にも関わらず 最後まで ユーモアと楽しさ 愛を忘れなかったこの人たちほんとにすごい!!!!
宗教に翻弄され、苦労し 散っていった有名な方や 迫害で殺された方々が
天国から このネルを見て
くす!
と できてたらいいなーと思う。
未来へ
さてさて
陽気な王様 チャールズ2世は
未来へも色々な贈り物を残してくれています。
1)まず先ほどの絵の王冠や👑その他の飾りたち、、
これは イギリス王室に引き継がれ 同じものが先日亡くなったエリザベス女王(2世)の葬儀際にも
使われたらしい。
また
王妃との間に子供がいなかったの王位は弟が継ぎましたが
あの 故ダイアナ妃はこのチャールズ2世の血につながるそう!カミラさんも、、、とも言われているらしい。
2)つまり ダイアナ妃の子供たち 今の王子たちにもその血は引き継がれている!!!!
3)今のイギリスの紅茶文化は この人のお妃様 キャサリンオブ ブラガンザ から!
一方で、途中でちょっと書いた
清教徒革命のオリバークロムウェル。
彼は後世の批評が分かれていますが
彼の導入した 消費税と航海法はその後のイギリスの発展の礎になったと言われているそうです。
せっかく彼に故郷近くに行ってきたので
次は そこのことと彼のことを書きます。
厳しい次戦にも負けずに
楽しく 前向きに 生きた王と ネル!
人生辛いこともあるけど
親が斬首形に処されてはいないし、、、
売春宿で子供時代働かされてはいないし、、、
どんなことがあろうとも 前向きに 楽しく行こうと思いました。
おりしも 昨日は虹がかかりました。(しかもこの後ダブルに!!!)
みなさま
ユーモアと笑で!
毎日を!!!