私が高校生の頃、大好きだった小説「タクミくんシリーズ」が、もう10年近くも前にドラマ実写化されていたという衝撃...
これはすぐに観なければ!ということで早速観てみたところです。
実写化って、その世界観だとか、俳優さんがイメージと合ってるかが心配だったりしますが、この作品は映像のレトロな感じと、実際にはまずいなさそうなピュアな男の子たちとがあいまって、すぐに懐かしいタクミくんのストーリーに引き込まれました。
全寮制男子校でのせつないラブストーリー。
BL、ボーイズラブのお話なのです。
当時、アナザーカントリーというイギリス映画があって、それも全寮制男子校での友情やラブストーリーのお話でしたが、映像がとにかく美しくて素敵でした。
タクミくんのドラマも、アナザーカントリーにも似た別世界な感じを醸しだしていて、多分だからこそ高校生だった頃の自分にタイムトリップしてしまうみたいになるんだと思います。
今、娘がBL好きらしいのですが、夫は当然のように全く受け付けられず、私は「そんな時代もあったなぁ」と温かい目で見ているところです。
そして、彼女が勧めてくる「推し」のものは一緒に見ています。
「ママは昔タクミくんの話が大好きでね、もう泣くよ絶対。」とか話しはするのだけど、タクミくんの本は貸さない。
だって30年も大事に持ってるんだもの。
物の扱いが雑な娘には触らせたくないのよね。
昔に大好きだったものは、時を超えて、今の自分に大切な何かを届けてくれる。
あの頃にしか出会えなかった心の景色。
優しい宝物を持っていたことを思い出させてくれたドラマでした。
やっぱり、若いときにはたくさん本やマンガ読んだり、テレビや映画観たり、音楽聴いたり、友だちと遊んだりしておかなきゃね。
親になると「そんなことより勉強しなさい!」とか言いたくなるけど、両方とも大事なことですね。
いつかどこかで自分を助けてくれるはずだから。