比較するだろう。自分のみならず、他者にも優劣をつける。嫉妬する。
目に見えることで自分を満たそうとする。
残るのは空しさばかりなり。
それどころか、自分への否定や攻撃が、他者に向けられて取り返しのつかないことをしてしまうことさえある。
生きる価値がないと世の中に思われようと、人を傷つけることなく、今ここに在ればいい。
ただ存在しているだけで、ひとりの人間は無条件無限に、尊い。
自分の生きる価値を高めようとして色々頑張るとつまずく。
生きる価値は努力して得られるものではないから。生まれる前からすでにあたえられているから。
人の存在の尊さは、世の評価や業績や善行とは関係ない。自分にも他者にも測ることは出来ない。