『朱と煤』オフショット2☆ | レインボーライフ

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劇団エムキチビートに所属する俳優、若宮亮オフィシャルブログ☆一度しかない人生を虹のように送る日記☆




今回、寺崎のゆかちゃんと夫婦役をやったけど、ここまで夫婦として演じたことはなかったかも。






ゆかちゃんとは空気レベルで東堂家の夫婦の空気を出したいねって話していたので色々と台本に書かれていない部分を話し合いました。





舞台はどうしても約二時間という切り取られた瞬間しか描かれていないのですが、描かれていない人生の部分をきちんと構築して、あえて舞台の上でわざわざ説明的な表現をしないことで、何年もの流れの一部がたまたま舞台の上に乗っかった感覚にしたくて…






あえて、やりとりもドラマチックではあるんですが、あくまでも日常の中での出来事にしたくて感情を隠す方法を選びました。





子供の名前も考えました(笑)





長男が明(あきら)





次男が誉(ほまれ)





です。
どちらも明治時代に流行った名前でもありますが、地位と名誉を特に一番守りたかった東堂としては、しっくりくる名前となりました(笑)






東堂はコンプレックスのかたまりのような男として役を作りました。






最初はただ美しくて評判の奥さんを嫁にした凄い男として見られたかっただけで、装飾品として嫁を愛していたのが、煤に嫉妬して本当の愛に気付き、最後に振られるという…(笑)





馬車で振られるシーンはホントに切なかった。





なんとも不器用な男を演じました。






でも、ホントにその男の説得力を高めてくれたのは、ゆかちゃんのおかげだったとも思っております。





煤とあかねと三角関係、楽しかった。
東堂としては煤の壁になるような役だったので、挙げ足取れるところはとっていこうみたいな感じで、色々といじわるしてました。






ヤなヤツに見ていただけたら嬉しいです。







お茶会のあとの、新聞を読んでて、手を繋いでることに気がつかないシーンとかホントに前で観たかった(笑)





ゆかちゃんもりょうちゃんもホントに毎回芝居が変わるので刺激的でしたメラメラ
好きなシーンありすぎるもんなぁ。






でも、やっぱりこうだよなぁと思ったり。


そんなあかねとの全身バージョン音譜





もう一枚あります。




間違い探しです(笑)






どこかに間違いがありますよにひひ






こういうのって色々と書きたくなっちゃうけど、書き始めたらキリがないね(笑)






まだオフショットあるのでもう少しだけ『朱と煤』な時間にお付き合いください(笑)