昨日、娘の仕事が終電に間に合わず…だったので、駅までお迎えに行った。
帰り道の会話で、モラハラ男子、みたいな話になって。。。
長男も、予備軍、みたいな言動があるよね、なんて話をしていた。
長男は、モラハラに接してた時間が長いもんね。
そして、話してるうちに
気づく。
私のモラハラ禍に居た年数と
長男がモラハラ禍にいた年数が
同じだってことに。。。
あー。
心が痛いな。
ほんとにごめん。
それで、話してるうちに思い出す。
思い出す、というか、留めていた事を思い返す。
娘がまだ数ヶ月の赤ちゃんの頃
長男と夫が娘の事を見ていた。
私はそのうちに、お風呂に入ったんだ。
お風呂から出ると
長男の頬が赤くなってて
足には3箇所、アザのような物が出来ていた。
夫に聞くと
長男が娘の目にゴミを入れようとしていた、と言う。
そして
長男を叩き
足をつねった、と言った。
赤ちゃんに接するのが初めてだし
言葉でちゃんと言えば分かるはず、と返した。
そしたら夫が
「俺は男友達として、痛みを教えてるんだよ。
俺はこいつに男友達として接して教えてるんだ」
と言った。
あの時、私は単純に
「そっか」
って言ったんだ。
そう思って、しまった。
悔やんでるよ。
何回思い返しても、これが初めての暴力だったんじゃないかな…と記憶してる。
娘にこの話をしたんだ。
娘、黙ってる。
そのまま私は続けた。
「つねる」という行為。
テレビからの情報なんだけど
「つねる」って、人間の本能に備わっていない、と聞いていた。
だから、誰かに教わらないと知らない事らしい。
叩くのは、本能だそうで。
それを知っていたので、「つねる」事は私はしていない。
運良く、長男は、お友達につねったりすることは無かった。
だけど、そういう事だから、娘も将来、子供が出来た時、覚えておいた方がいいよね〜
なんて話をしたんだよね。
今日、言いたいのはここからなの。
娘が言った。
「私も、パパにつねられてたよ。」
って。
。。。。。え？
夫は私の前では
それ以来、つねる事はしてなかった。
って事は、私の目の届かない所で
やっていたんだ。。。。。
ショック。
軽蔑する。
またしても娘の前で、涙がこぼれてしまう。
「めっちゃ痛かった」
って。
あ〜信じらんない。
「パパ、地獄に落ちるね。」
笑いながら言ったけど内心ほんき。
そして今日のお昼ご飯。
末っ子と娘と私の3人で食べていた時。
今日の末っ子の話題が
「人が親を殺した時の刑罰が、無期懲役か、死刑だけ、というのがおかしい」
という話題だった。
ここ数日の事件のニュースを見ていた時。
おかしい、って、軽いのか、重いのか、どちらか分からなかった。
それを聞いたら
「親を殺してしまう人って、子供の頃に親に虐待を受けて育ってたり、気持ちを無視され続けて育ってきた人達が多いんだって。
そうやって、親の歪んだ愛情と価値観で、心が死んだように育ってきてるのに、そういう背景も無視して、無期懲役か、死刑はおかしい。」
と言った。
つまり、重いって事だよね。
言葉が出なかった。
絞り出した言葉は
「だから、罪を犯す前に、離れるしかないよね。」
もう、3人でその後は無言。
そういえば、別居したての頃
長男が
「パパに暴力を受けてきて、俺にもっと力が着いたころ、あいつを半殺しにしてやろうと思っていた」
と話してきたことがある。
そういうことだと思う。
モラハラとか、押し付けとかは
相手の心を殺すだけだ。
幼い子供達は
助けを求める事をまだ学んではいない。
私たち親子が20数年、居た環境は
きっと私が思ってるより遥かに
みんな、精神的ダメージが大きいんだろう。
とても、おそくなったけど
別居した事はプラスでしかないと感じた。
でも、子供達は未だに
パパの所へは定期的に遊びにいくし
どこかへ出かければ、パパへお土産を買ってくる。
親子、なんだね。
子供達に
感謝してほしーーーわぁーーーー
と、夫に思う。
今日もどうもありがと。
明日もあなたに優しくて温かい出来事が訪れますように。
安心出来る時間がありますように。
辛い環境を一日でも早く打破出来ますように。
応援してるからね。
自分らしくいられる場所が出来ますように！