人生の豊かさ | 100歳時代を生き抜く女子へ! あなたらしく輝くライフキャリアレインボー

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就職氷河期~ゆとり世代
背景がバラバラのキャリア女性7名が
仕事・プライベートのあれこれ綴ります。
職場の合わない上司、先輩、後輩、同僚とのズレの正体...
読んでいるうちにわかるかも⁈
イライラを「ウフッ♡」に変える幸せのヒント満載です。



日曜担当、理学療法士のれいです。

きょうは仕事中のココロに残った言葉を。



私は病院勤務ではなく、訪問リハビリという在宅医療の分野で理学療法士をしています。


利用者さんのご自宅へ訪問し、生活状況に応じたリハビリを提供しています。


先日訪問した利用者さんは、毎年この桜の咲く時期を楽しみにされていて、この時期のリハビリはもっぱら屋外歩行となります。


その70代後半の女性は脳血管疾患の後遺症により
左半身に麻痺が残っていますが、杖をついてなんとか一人でゆっくり歩けます。


その日もちょうど桜が見頃で、「お待ちしていました」とすでに外に出る準備を済ませニコニコ。





満開の桜が並ぶ公園の横を歩いていると、


「あ〜、病気になってよかったわ〜☺️」と。



わたしが驚いていると、


「だってこの身体にならなかったら、こんなにゆっくり花を眺められなかったもの〜」



病気になる前は、家族のことで毎日奔走。子どもの手が離れたと思ったら、ご両親やご主人の介護に追われ、桜がキレイと感じる余裕もなかったとのこと。


季節とともに日々変わりゆく草花を愛でながら、ゆっくり歩く時間が至福なんだそう。




ネガティブな事柄も、発想の転換や陰陽思考で乗り越える、と言葉で言うのは簡単だけど、なかなか出来ない人、物事、の方が多いと思います。



だけどやっぱり小さな幸せを見つけられる人は、人生が豊かで輝いていると教えてもらった気がします。

(そして病気をそう捉えられる人は回復が早いのも事実。)



そんなお話でした。

今日もすてきな一日を🌼