1月16日沖縄へ向けて出発
2歳5ヶ月のあんじゅちゃんは、今回3回目の沖縄(1回目はお腹の中でした(笑)です子連れの旅も慣れました♪
中部国際空港セントレアから
沖縄最高の聖地、神の島久高島へ
久高島を知らない方もいるかもだけど斎場御嶽(せいふぁうたき)を知っていれば分かるかと。
世界遺産でもあり沖縄最高峰の聖地パワースポットと云われる斎場御嶽(せいふぁうたき)。
ここのシンボルである三庫裏(サングーイ)の巨大な二つの石が合わさった三角形の洞門の奥へ抜けると、左側に海に面した久高遙拝所(クダカヨウハイジョ)があり、ここから望む島が久高島です。
前に沖縄に来た時『次は絶対に久高島に行こう』と決めてました。
久高島は周囲約8キロの細長い小さな島で、琉球王国を創った祖神アマミキヨが最初に天から降り立ち、ここから国づくりを始めたといわれる聖地です。12年に1度、午年にのみ行われる神事「イザイホー」を始め、年間で約30もの祭事が執り行われています。(イザイホーは島の過疎化が進み、後継者不足のため1978年を最後に行われていません)
ニライカナイからの神が島を訪れる時に船が着く場所といわれ、五穀の種が流れ着き、そこから農業が始まったとされる五穀発祥の地でもあります。
琉球王朝時代には、国王もこの島に渡って巡礼をしていたそうで、現在でも数多くの祭事や習慣が受け継がれて、琉球神話の聖地として今も昔も沖縄の人々から神の島と、崇められている神聖な場所です。
※ニライカナイとは海の彼方にある神々の住む島と云われています。
久高島へは安座真港からフェリーで約20分!
安座真港フェリーターミナル
10時便のフェリーで出航
久高島が見えてきました
久高島の徳仁港に到着。
猫達がお出迎えしてくれます♪猫好きにはたまらない
島内巡りはレンタサイクルがお勧めということで、さばにさんというレンタサイクル兼軽食屋で自転車を借りることに。
久高島のパワーをいただきたい&神を感じたい方は歩いて廻ったほうが良いです。
さて自転車は、あんじゅちゃんがいるので子供後ろ乗せチャイルドシート付き自転車!(前乗せもあります)
2時間で600円だったかな?+300円(ヘルメット付き)
いざ出発!
子供乗せての自転車初めてだからすごく怖い
しかも砂利道!
久高島は神の島だけあって、神聖な場所が多く立ち入り禁止の場所もあるので注意してくださいね!
自転車で5分もしないうちにピザ浜へ到着
すごく綺麗な浜です。
貝殻や砂を持ち帰りたい衝動にかられるけど、ここ久高島のものは一切持ち帰ってはいけません
久高島は誰の土地でもなく、すべて神様のもの。
なので所有権は無く、ここに住んでいる方達は「神様からお借りしている」んだそうです。
なのでこの島にあるものは、砂、貝殻、石ころ、枝、葉っぱなど自然のものは全て神様の所有物だそうです。
もし持ち帰ったりするとバチがあたるとか・・・
次は伊敷浜(イシキ浜)
イシキ浜は久高島の五穀伝説が伝わる神聖な浜です。
伝承によるとこのイシキ浜に五穀が入った壷(ひょうたん)が流れてきて、久高島、沖縄本島へと穀物が広まったそう。
そしてニラカナイからの来訪神が島に訪れるときに神船を停泊する場所とも云われていて、今でも祭祀が行われることもあって神聖な場所なので遊泳は禁止!
北のカベール岬を目指して進みます。 道の左側には畑が広がっています。
久高島の植物は他の土地で育てるよりもいろいろな成分値が高いという調査結果も出ているそうで、久高島の聖霊のパワーが植物にも宿るのかもしれませんね。久高島にいるだけでもパワーをいただける感じです(*^▽^*)
ウパーマ浜
ウパーマとは沖縄の方言で「ウパーマ=広い浜」という意味でその名の通り久高島一番の広い浜です。
ジャングルみたいな道を歩いて浜へ出ます。藪の中を歩くのは結構怖いけど久高島にはハブはいないんだそうです
ここにはなんと星の砂があるんだそうですでも拾って持って帰ってはいけません
最北端のカベール岬に向かって、一本道をひたすらまっすぐ進みます。
ここカベール(ばひゃーん)岬は昔アマミキヨ様が最初に降り立ったと伝えられる聖地です。カベールは「神の原」という意味だそうです。
ここでは旧暦の2月にヒータチといわれる大漁祈願が行われ、神女たちが「竜宮神」という海の神様に祈りを捧げるそうです。
ここに『生まれ変わりの岩』があり、岩穴をくぐると生まれ変わりの儀式ができるとか…。でも自転車漕ぎに疲れ果てた私には、降りて探す体力はなかったちょっと後悔
しかし冬だというのにメチャ暑く、汗だくに
この海の向こうにニラカナイがありそこから神様がやってきたと云われています。
また一本道を戻ります。
ロマンスロードを通ってフボー御嶽へ
舗装されてますよ
太ももが痛くなってきましたがお母さんは頑張ります
学生以来の立ち漕ぎ
フボー(クボー)御嶽
この御嶽は、琉球七大御嶽の一つで最高の聖地。
昔は男子禁制でしたが、今は男女問わず立ち入り禁止になってしまいました。(マナーが悪い方がいたそうで…)
・・・何人たりとも、出入りを禁じます
崖下の岩と岩の間にたまる神聖な泉です。
崖の下にあるのですが階段にヒビが入っていて陥没しているところも今にも崩れそうで怖いです。
水道が通ってる現在も祭事の際はここの水が使われているそうです。
最近ピースがお気に入り
集落を通ってフェリー乗り場に戻ります。
フェリーを待っている間、久高船待合所でぜんざいを注文。
(沖縄でぜんざいとはかき氷のことデス)
久高島氷ぜんざい島の豆4種(ぜんざい豆、うずら豆、小豆、千倍豆)
手作り黒みつときな粉がかかっています550円也
外で食べていたら猫たちがちょうだいと集まってきました(*^▽^*)
待合所にはイラブー(エラブウミヘビ)の燻製が飾ってありましたよ。イラブーは久高島では神の使いとされているそうです。
久高島の特産品らしくて、イラブー汁は名物料理だとか。時間がなくて食べませんでしたが、今度挑戦したい!
滋養強壮にいい高級食材だそう
13時便のフェリーで沖縄本島へ戻ります
つづく
冬の沖縄子連れ旅行①~神の島久高島へ
冬の沖縄子連れ旅行②海ぶどう狩り
冬の沖縄子連れ旅行③伝説の恋島~古宇利島
冬の沖縄子連れ旅行④ヤンバルクイナに会いに
冬の沖縄子連れ旅行⑤美ら海水族館