問題ありの母親を持つあなたへ

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

この記事で相談された方から
メッセージをいただきました。

（読まなくてもOK）

『「嫌われたくない」をやめよう』レインボーエンジェルズの鈴木トシロウです。（猫が好き過ぎる・ω・）メッセージいただきました。トシロウさん、こんばんは。先日、仕事関係の人から…

ameblo.jp

（色文字だけ読めばOK）

トシロウさん、先日は悩み相談を取り上げてくださってありがとうございました。優しい言葉に涙が溢れました。

トシロウさんからのメッセージを読み、この数日間、私なりに考えてみました。まず私は、例示されたパターンほぼ全てに当てはまる問題ありの母親の元で育ちました。

①母親が望んだ結果を出さないと露骨に冷たくされる。姉妹のうち、望んだ結果を出した方をあからさまに持ち上げる。

②ヒステリックにキレた挙げ句、自分の旗色が悪くなると、泣いて逃げて問題と向き合わない。

③超保守的思考で、私がやりたいと言ったことのほとんどを「あんたにできるわけがない」と頭ごなしに否定する。

今回の上司の件とどうつながるのかずっと考えていたのですが、恐らく①が原因で「期待に応えられないと愛されない」ことを学んでしまい、そこから派生して「いい人と思われないと好かれない」に繋がっているのではないでしょうか。

（以下省略：丁寧な御礼を送っていただきました）

みんな言う機会がないだけで、
あなたと同じような
母親を持つ人が実はたくさんいます。

でも母親との向き合い方が
わからない人がほとんどなので、

今日のブログは少し長いですが
多くの方にとって大切なヒントとなる
と思います。

表現してくれてありがとうございます。

なるほど・・・。

・結果を出さないと認めてくれない
・逃げて問題と向き合えない
・頭ごなしに否定する
という母親なのですね。

だとしたらますます、
黙って我慢するのやめようと
実践できたのは素晴らしいことです。

そういった母親をもつ人は多くの場合、

人間関係や社会にも
その関係性を投影して

「自分は間違ってるかもしれない」
「恐れ多い」
「どうせわかってもらえない」
「問題がこれ以上大きくならないように」
「今よりは悪くならないように」
「とにかく揉めないように」

と黙って我慢するだけになりがちだからです。

我慢してる。
ストレスはある。

でも耐えられないほどじゃないし、
流されてれば
自分から変わらなくていいのでラク。

そんな

「苦しいけどラク」

を選ぶようになってしまいます。

無意識の人も多いです。

割愛したメッセージの中で
「我慢しないことの目的は
スッキリすることなんかではなく、
自分を大切にすることだったのですね」
と仰ってるのですがその通りです。

母親が自分を大切にできない
↓↓↓↓
子供の気持ちを大切にできない
↓↓↓↓
子供は「自分を大切にする」がわからない
ってなります。

あなたは
「自分を大切にする」という
チャレンジの中にいます。

そっちが本来のあなたなのです。

今この文章を読んでるあなたも、

過去のネガティブなパターンから
抜け出していくフェーズに
移行していく時なのです。

で！

より楽しく生きるために
これから大切なのは、

仕事関係や人間関係の中で
黙って我慢しないこと

問題があれば話し合うこと
「嫌われたくない」私を手放していくこと
「いい人にならないと価値がない」をやめること

そんな1つ1つの経験が
トラウマを癒していくのですが・・・。

「黙って我慢すること」
に引き戻されそうになるのは、

「黙って我慢しないこと」に
抵抗や罪悪感を覚えるのは、

自分の中で
母親との関係を

消化できてない現れ

なのですよね。

だから
自分と母親との関係や
自分の中の母親像も
引き続き観察していくといいですよ。

具体的には
あなたは母親を庇ってます。

「結果を出せないと価値がない」
という無価値感が強い

キレたり泣いたりして
逃げて問題と向き合えない

「どうせ私なんて」と拗ねている

そんな母親の弱さを庇ってます。

母親は弱いから

私が我慢してあげなければ

期待に応えてあげなければ
という子供の頃からのパターンがあります。

母親を庇うことの何が問題なのか？
っていうと、

母親を庇う
↓↓↓↓
母親は気を遣ってあげなきゃいけない弱者
↓↓↓↓
その子供である自分も弱者
という無価値感を持つようになることです。

黙って我慢することや
問題が過ぎるのをただ待つことや
立場が上の人の言う通りにすることなど

人間関係の中で

コントロールされがちになることです。

揉めないことや

これ以上、悪くならないことを優先してしまい

「私はどうしたいのか？」
わからなくなってしまうことです。

母親を庇わなくなると、
弱者として扱わなくなると・・・。

過去の傷ついたことを思い出しても
「ああ、そんなことあったな」
くらいしか感じなくなるし

今、母親から何か口出しされても
「あーまた言ってるわ」
「あの人はまあそう言うよね」
くらいしか思わなくなります。

自分の人生の選択や人間関係に
母親を投影しなくなるので、

自分を生きられるようになります。

母親を庇うことをやめるには
どうすればいいのでしょう？

まずは自分が
「母親を庇ってる」と気付くこと。

気付かずに自動操縦になってる人が
ネガティブなパターンを繰り返すからです。

気付いたら次に、
「なぜ母親はそうなったのか？」
を理解すること。

これがめちゃくちゃ大事です。

なぜ母親は
・結果を出さないと認めてくれない
・逃げて問題と向き合えない
・頭ごなしに否定する
ようになったのか？

それは
母親自身も
・結果を出さないと認めてくれない
・逃げて問題と向き合えない
・頭ごなしに否定する
という環境で育ったからです。

そして
母親自身も自分の母親（あなたの祖母）を

庇っていたからです。

・・・それしか知らなかったのです。

お母さんの時代は、
今よりもずっと「〇〇であるべき」が強く
不自由だったのです。

母親を庇ってることに
気付く機会もなかったのです。

「みんな苦労してるんだからお前も我慢しろ！」
と言われることはあっても

「黙って我慢するのやめよう」
なんて言う人はいなかったのです。

当時はトシロウもまだ
ブログを始めてなかったのです。

ファミコンばかりやってたのです。笑

同情したり庇うのではなく、
「そうやって育てられたんだな」
「そういう時代だったんだな」
と客観的な視点を持ちましょう。

その生き方しか知らなかっただけで、
お母さんのせいではありません。

お母さんは悪くありません。

お母さんは今そのままで価値があります。

あなたも悪くありません。

あなたも今そのままで価値があります。

あなたの中には、
お母さんを大切に想う気持ちや
感謝の気持ちもあると思います。

その気持ちは素晴らしいし
誰だって親といい関係でいたいです。

でも「大切」や「感謝」を
庇う材料にしないでくださいね。

お母さんが大切だから
愚痴に付き合ってあげる

お母さんに感謝しなきゃいけないから
過去のことも許さなきゃ

育ててもらったんだから
お母さんを支えなきゃ

っていうのは「庇う」なのです。

「庇う」をやめた人はもっと軽いです。

例えば、

お母さんはまあ、

私のことより自分の心配ごとばかり話すよねー
コントロールしてこようとするよねー
私のやりたいことに反対するよね―
自分の不安をぶつけてくるだけで話し合えないよねー
ずっと不安なんだろうねー

まあそうだよねー
それしか知らないんだもんね―
これからもそうだろうねー
仕方ないよね―

別にいいかー
私は私でやりたいようにやるしー
黙って我慢なんてありえないしー
反対されても私の人生だしー
わかってもらう必要ないしー

でも大切に想うし感謝してるから
母の日には花を贈ってあげようね―

って、いい意味で諦めてます。

ちなみに
「私はもう母親のことは諦めました！」
と言う人は1ミリも諦めてません。

「どうせ私のことなんて大切じゃないんでしょ！？」
「だからもういいよ！！」
と拗ねてます。

本当に諦めてる人は、

軽やかだし
黙って我慢しないし
拗ねないし
母親の言動で心がブレたりないし
庇いません。

何より、楽しく生きてます。

自分の中で
母親との関係が軽やかになると

人間関係、仕事、お金、パートナーシップ
あらゆるものが変わっていきます。

「〇〇じゃなきゃ価値がない」
という不足意識ではなく、

私はどうしたい？どうしたくない？
という自由意志で選ぶようになるからです。

不足意識で選ぶと
より不足感が拡大してしまいますが、

自由意志で選ぶと
自由や喜びや豊かさが拡大していきます。

そっちが本来のあなたなのです！

黙って我慢しないこと
母親を庇うのをやめること

それが