無意識に母親との問題から逃げてる人の特徴

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

先日、チラッと会った
知人のSさんはこんなこと言ってました。

「最近、私が
イライラしてしまうのは
あの人が愚痴ってくるせい」

「疲れやすいのは
あの場所の空気のせい」

「自由にできないのは旦那のせい」

清々しいほどぜんぶ人のせい。笑

何も聞かれてないし
口も出されたくないでしょうし

できるだけ関わりたくないので
サッサとその場を去りました。

本人は
ぜんぶ人のせいにしてるとは
思ってないでしょうし、

Sさんを責めるために
この記事を書いてるのではありません。

すごく大事なエッセンスが見えたから
書こうと思いました。

結論から言うと、
「あの人が〇〇なせいだ」と

問題を他者のせいにし続ける人は

母親との関係を

相手に投影してます。

例えば・・・。

【母親の自己価値が低い場合】

母親が
〇〇してくれないせいで
〇〇してくれなかったせいで
私は苦しんでいる。

母親がもっと〇〇だったら
私はもっとラクに生きられるはず。

【母親に自己価値あるけど、過保護に育てられた場合】

母親は〇〇してくれたのに
あの人は〇〇してくれない。

母親だったら
解決してくれるはずなのに
あの人は解決してくれない。

・・・そんな母親との関係を
相手に投影しています。

繰り返してしまう
ネガティブなパターン、
ネガティブな人間関係の根っこには
母親との問題が必ずある
のです。

逆に言えば、
あなたと母親との問題が
人間関係や人生の問題として
現実化しています。

だから母親との問題から目を背けて、
表面的な問題を攻撃してても
問題やイライラは無くなりません。

「うまくいかないのはあの人のせい」
「私が嫌な気分なのはあの人のせい」
「あの人さえいなければ」
「あの人さえもっと〇〇だったら」

時には誰でも
そんなドロ沼にハマることはあります。

そんな時は、
すべてが相手のせいに感じます。

では自分はどうしたいのか？
今、何ができるのか？
今、何を伝えられるか？
どう変わればいいのか？

って自分にフォーカスする時、
エネルギーを取り戻すことができるので
現実もちゃんと変わっていきます。

が・・・
いつまで経っても

人を責め続けて
文句を言い続けて
イライラし続けながら

嫌なことを人のせいにして
ずっと問題の中で生きてる人もいます。
（責めてません）

人のせいにしがちな人は多くの場合、

自分から
「今こういう状況を変えたいので
〇〇していきませんか？」
と提案をしません。

「私は苦しんでるのだから
どうにかしてください」
と文句を言います。

本人からすれば、
「あの人がおかしい」
「環境がおかしい」
「あの人が変わるべきだ」
「私じゃない誰かが解決するべきだ」
「私は悪くない」
っていう感覚なのですよね。

そこに母親が投影されています。

「母親がおかしい」
「母親が変わるべきだ」
「母親が解決するべきだ」
「私は悪くない」
って。

はい、あなたは悪くないです。
間違いありません。

だけど
相手も悪くないです。
母親も悪くないです。

あなたが今の状況に
ならざるを得なかった事情があるように、

相手にも母親にも
そうならざるを得なかった
事情があるのです。

また
誰かを責めがちなのは
自分を責めがちだからです。

あなたは悪くないけど
あなたは自分を責めてます。

「へー。
私は不満があるのに
解決してくれないんですか。
どうせ私が悪いと思ってるんでしょ？」

と拗ねてます。

「母親との関係に問題がある」
とはどういうことでしょうか？

母親の自己価値の低さが
子供にコピーされている、
ってパターンが一番多いですね。

過干渉、過心配する母親
我慢や自己犠牲する母親
も自己価値が低いです。

また母親の自己価値が低いと、

子供は30歳を過ぎてから
多くはアラフォー以降から
母親を不快に感じるようになります。

嫌いになったり
「思えばずっと愛されてなかった」
と思い込むようになります。

それくらいの歳になると
自分と向き合わざるを得ないことが
人生に多くなるからです。

自己価値の低い自分の
コピー元である母親が不快なのです。

自己価値がある母親でも、
過保護に育てられた子供は

「大変なことは人がやってくれて当たり前」
「問題は自分じゃない誰かが解決するべき」
という大人になります。

過保護に育った場合は
母親と仲良かったりしますが、

自分で考えることや
自分から行動する大切さを
教わってないので

大人になってから
生きづらさを感じるようになります。

あとは
自己価値がある母親でも、

自分のことばかりで
子供にあまり関心がない
ってパターンもあります。

母親から
関心を向けられてない子供は、

大人になってから自己価値が低くなり
人との向き合い方がわからず

母親と同じように
自分のことばかり考えて
人のことが考えられなくなります。

だから生きづらくなります。

で！

なぜこんなこと書くのか？っていうと
あなたを責めるためではありません。

母親と問題がある人の多くは、
無意識にその問題から逃げるので
まず自覚する必要があるのです。

自分を知ることが
暗いトンネルを抜けるための
大事な灯りになります。

自覚するのはしんどいかもしれません。

でも誰もあなたを責めてません。
責めてるのはあなた自身です。

あなたが

自分や他者を責め続ける
負のループを終わらせるための話を
今ここに書いてます。

あなたが
生きづらさを感じてるなら、
母親との関係に
発見すべき問題があります。

で！

母親との問題はわかりました。
ではどうしたら解決できるのですか？
っていうと・・・。

母親にキレても何も変わりません。

言って変わるような人なら
あなたは生きづらくなってません。

そうじゃなくて
今、現実に起こっている問題こそが

あなたが自分を取り戻し
母親との関係を癒し

笑って生きていくための
ターニングポイントなのです。

何をすべきか？は
人それぞれですが多くの場合、

自分の考えや気持ちを
相手に伝えること

文句をぶつけるのではなく
「こうしていきませんか？」
と相手に提案すること

提案できることがないなら
「一緒に考えてくれませんか？」
って相手に相談すること

相手と話し合うことで我慢をやめる
ってことですね。

「一回は言ったけどダメでした」
じゃなくて、

変えたいことがあるなら
何度でも言うのです。

そうやって向き合った上で
相手が変わろうとしないなら、
どうしても話を聞こうとしないなら、

ジャアイイデス―！

と離れればいい。笑

すると次の場所では
もっといいご縁を引き寄せます。

間違いなく！

それは、
あなたが1つ自分を取り戻した
ということであり

母親との問題を1つクリアした
ことでもあるのです。

逆に
黙って我慢し続けたり
文句をぶつけてばかりで

「あの人が悪い！」
「私は悪くない！」
っていう気持ちのまま離れると
次のご縁でも同じことが起きます。

それは罰ではなく、
あなたが自分を取り戻すために
起こっている問題だからです。

今日のお話は、
人によっては厳しく感じるかもしれません。

自己価値の低い頃のぼくだったら
厳しく感じたと思います。

でも本当は、
目の前で起こることはすべて
優しい世界への招待状なんですよ。

「気付いて！そっちじゃないよ！」
「あなたの中に不要な思い込みがあるよ」
というサインなのですよ。

あなたは
今そのままで価値があります。
今そのままでここに存在していい。

だからこそ
今そのままのあなたで
真っ直ぐに生きていけばいいのです。

本当は「問題」は起こっていません。
すべて「自分らしく生きる」プロセスなのです。