弱った子猫がハッピーになるまでのお話

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

実家の猫ベル（♂）は、
田んぼの小さな橋の上で保護しました。

写真は比較的まともに見えるものを

選んでますが、

実際は片目は赤く腫れて塞がり
喉は枯れて声はほとんど出ず
自分でご飯を食べれず体はやせ細って
明らかに危険な状況でした。

今では猫1倍大きい
モフモフ＆モチモチ触感になったので
ご心配なく

拾ってすぐ入院させ、
その3日後に「引取りに来てください」と
病院から連絡がありました。

現状を聞くのが怖くて、
電話口で聞けませんでしたが

「具合が良くても悪くても、あの子の価値は変わらない。どんな状態でも、うちに来たら可愛いがってあげよう。それで充分だ」
と思ったのを覚えてます。

でもいざ行ってみると、
3日前より明らかに元気で

ご飯を食べれるようになり
「ぎょえぇぇぇ」と声が出るようになり
片目はまだ塞がってるものの
少し腫れが引いていました。

泊まり込みで面倒を見てくれた
若い男の先生に懐いて

手をペロペロ舐めてました。

心がフワッと軽くなりました。

家に連れて帰ってからは毎日、

塞がりくっついてしまう片目を開いて
溜まった涙を拭き取って目薬をさし

まだ自力では食べれなかったので
決まった時間にご飯を食べさせ
薬を飲ませ

基本は元気だったので
おもちゃを買ってたくさん遊びました。

当時はヒーラーとして活発に活動し、
月1～3つの癒しイベントにも出展してて

その上でベルの面倒を見てたので
毎日ヘトヘトでしたがいい思い出です。
（とくに遊ぶ時間が底なしに長い笑）

片目が見えなくても
「ぎょええぇぇぇ」としか声が出なくても
元気だし不便は無さそうだったので

別にこれ以上は

治っても治らなくてもいい
と思ってましたが、

1ヶ月後には
目はすっかり完治し
「プニャーン」と高い声になりました。

可哀想を選ぶ？ハッピーを選ぶ？

流れを何も知らない人が、

腫れて塞がり少ししか開かない片目や
「ぎょええぇぇぇ」としか声が出ない
子猫を見たら

当然ショックを受けるだろうし
可哀想に感じると思います。

ぼくも何も知らなかったら
そう感じるでしょうね。

でもベルと出会った時は
「命さえ助かれば」と思ってたのもあり、

ぼくにとっては
「少ししか開かない片目」ではなく
「やっと開くようになった片目」だったし

「ぎょええぇぇぇとしか出ない声」
ではなく
「やっと出るようになった声」
でした。

だから目も声も
そのままで愛おしかったし
「これで充分」だと思ってました。

今日、書いたベルのことは

「可哀想な子猫の話」とも捉えられるし
「ハッピーな子猫の話」とも捉えられますね。

客観的には痛々しくても、
ベル自身はずっとハッピー子猫だったし

ぼくもそんなベルを見ていて

ハッピーでした。

起こったことに意味を付けてるのは
自分自身だけで、

「唯一の真実」なんて無いし
自分の信じたことが真実なんですね。

自分はどういう存在だと思ってるのか？
世界はどういう場所だと思ってるか？

人生は何だと思っているのか？

やっぱり、自分が世界を作っています。

我慢しなきゃ

嫌われないようにしなきゃ

期待に応えなきゃ