レインボーエンジェルズの
鈴木トシロウです。
（猫が好き過ぎる・ω・）
手塚治虫の名作「ブッダ」。
最終巻になるころには
ブッダと彼を慕うものたちで
コミュニティを作り
共に暮らしているのですが、
その国の王子は
ブッダたちを弾圧し
反抗する人間は捕まえて処刑し
私利私欲のために民衆を苦しめる
暴君でした。
しかしある時、
その暴君の王子は病気にかかります。
おでこが異常に腫れて
原因不明の体調不良に苦しみ
口も聞けなくなってしまうのです。
部下たちは困り果てて打つ手をなくし
ブッダに「助けてください」と懇願しますが
ブッダは正直、
自分たちと民衆を苦しめる
この宿敵を助けたくない・・・。
（このように手塚治虫の「ブッダ」は、
とても人間らしい部分があるからこそ
共感できたり感情移入して
ハラハラドキドキする作品なのです）
でもブッダの中の何かが
「王子を助けろ」と言ってる。
彼はその
「なぜかわからないがそうするべき」
という直感の声に従いました。
ブッダは自分のやろうとしてることに
迷いがあるまま何ヶ月も毎日、
王子の元に通い治療を続けました。
王子の大きく腫れたおでこに
ブッダが指を当てると痛みが和らぐのです。
何ヶ月も続ける内に、
王子のコブは徐々に腫れが引いていきました。
そして
苦しみからも解放されていくほど、
彼の中の悪意や毒気も抜けて
純粋な心が芽生えていきました。
ついに完治したある日、
王子はとてもキレイな目で
ブッダに微笑みかけました。
悪行三昧だったあの王子の
美しい笑顔にブッダは感激し、
嬉しさのあまり笑いながら
野山を走り回ってしまうほどでした。
「あの微笑みは、まるで神のようだった」
ブッダは何気なくつぶやいた
自分の言葉にハッとします。
神……？
わかったぞ！
そうだ！
今わかったぞー！
人間の心の中にこそ…神がいる…。
神が宿っているんだ！！
40年前に漫画で
手塚治虫のヤバさよ！
11年間、連載を続けた末に
手塚治虫がブッダを通して見た真理を
読者に向けて
人類に向けて
伝えようとしている
とも感じました。
あなたの人生の神はあなた
あなたの信じることや選ぶことが
そのまま人生になっていきます。
そして自分らしく豊かに生きていくには
あなたは今、何を感じてますか？
自分が感じていること
丁寧に観察していきましょう。
だけどそれでも、
自分自身はただの通り道となって
「こんなのダメに決まってる」
あなたに降りてくる
〇〇したい
〇〇したくないというビジョンは
いつでもあなたにふさわしいこと
なのですよ。
ぜひ表現してあげましょう。
自己表現した時に
ビジョンは現実化していきますから。
このブログも
ぼくの神なる自分を表現しているし、
あなた自身が神だと思い出すための
通り道になれば嬉しいです。
近所の仲良しコンビ
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