ドキュメンタリー番組 盲導犬と引退までの最期の2週間 | 私の日常

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にんげんドキュメント
「さよならレザン〜盲導犬とテノール歌手」を見た。


深夜のNHKで放送していたドキュメンタリー番組。

私はドキュメンタリー番組好きだ。
ドラマや映画以外でも割とちょいちょい見ている。

今回見たのは2000年に放送していた、
全盲のテノール歌手天野さんと、片時も離れず寝食を
共にしてきた盲導犬レザンとの引退するまでの
2週間を追った番組だ。


私も長い事、犬との生活を送っている。
勿論、最期まで責任をもって飼っているが、
ペットとして飼うのではない犬との別れが、
こんなにも切なく悲しい別れだと思わなかった。


今回この番組では盲導犬協会を通さず、
天野さんが自分で引退後の飼い主を探して、
自分で新しい飼い主の家へ送り届けるのが
盲導犬レザンとの最期のお仕事。



天野さんが新しい飼い主へレザンを引き渡すシーンで

天野さんからの最期の「Stay」の命令を初めて破り、
レザンが天野さんの後を追いかけるシーンには胸が詰まった。




我が家のポチももう高齢犬だ。
この間の膵炎の時、正直もしかしたら…と
お別れを意識する瞬間もあった。

犬の1日は人間の7日相当の時間の速さだと
昔、獣医さんに言われた事がある。


大事に大事に残りの時間を過ごして行こうと思う。