お笑い日記①

夏の匂いが残る９月末、今から約１ヶ月前に『オロナミンＣ・キングオブコント２００９』というコントの日本一を決める大会が開かれた。
第１回はバッファロー五郎さんの優勝で、今大会は２度目の開催となる。
芸人さん達が今一番自信のあるネタを披露し、お客さんを笑わせる。
その光景がとても嬉しく、ボクもニヤニヤ。
漫才師であるボクは外野からの観戦、そして完全にお客さん状態。
優勝した東京０３さんの演技・構成・ストーリー性などは流石の一言だ。
しかし、今回ボクの採点で優勝したのは、サンドウィッチマンさん。
本大会では準優勝に終わってしまったが、ボクの中では単純に一番笑わせてもらったので、こういう評価になった。
本来なら、コントというモノを評価する際には、演技や構成やストーリー性なども含めた評価を下さなければならないのだろうが、これはボクが漫才師であるせいか、どうしても『漫才師の性』というモノが出てしまう。
いや、漫才にも単純な笑いの量だけでなく、間やテンポなど技術的な部分も入ってきますがね。
それはそうと、コントの話に戻そう。
次にボクの中での準優勝は、インパルスさん。
大好きな『はねトびメンバー』ということもあり、一番期待もしていたのですが、１本目のネタに勢いが無かったという点で、２番目の評価に。
だが、それでも準優勝。
やはり２本目のクオリティの高さには驚いた。
『本官』というネタは、ボクの大嫌いな下ネタが中心となったネタなのですが、このネタには下ネタの『下』の部分を感じるどころか、芸術性すら感じられた。
素晴らしいネタだ。
下ネタで笑いを取るのは素人でも出来る。
だけど、下ネタで芸術性を感じさせた芸人は、インパルスさんが初めて。
感動しました。
これぞプロの芸人だ。
３位は、しずるさん。
２本共に安定したネタで、中々面白かった。
あまり期待していなかった『レッシアメンバー』では、このしずるさんとロッチさんの１本目に良い意味で裏切られた。
とりあえずベスト３まで発表しましたが、２本合計の２０点満点で評価したボクの採点は、以下の通りです。

１位 サンドウィッチマンさん ８＋７＝１５
２位 インパルスさん ７＋７＝１４
３位 しずるさん ７＋６＝１３
４位 東京０３さん ５＋６＝１１
４位 ロッチさん ６＋５＝１１
６位 ジャルジャルさん ４＋６＝１０
７位 天竺鼠さん ４＋５＝９
８位 モンスターエンジンさん ３＋５＝８

『今』を生きろ

Ｍ－１参戦を決意したのは昨日じゃないし、今さら書くのもどうかとは思ったが、久しぶりのブログ更新だったので、自分なりの重大報告を…と。
ボクは、ブログを書く際に『今』のことを書こうと決意していたのだ。
注意せねば。
例え今思っていることが的外れだったり大間違いだろうと、『今』思っていることを書きたい。
素直に綴りたい。
だからボクのブログには絵文字や顔文字といった、そういう『今』の適当な感情に揺さぶられるようなしょうもない文字は使いたくないのです。
とにかく、丁寧に書く。
これを意識している。
誰かのためにブログを始めたわけでもないし、ブログを書くからには自分の役に立ちたい。
将来の自分が今のボクを見て、どう思うか。
恥ずかしいことでも平気で書くよ。
それで将来のボクを笑わせてやるつもりだ。
明日からはボクのお笑い日記３連発です。



Rain.

Ｍ－１参戦

ボクは、お笑いに順位を付けるのは嫌いだ。
自分自身が楽しんで満足のいくネタを披露し、お客さんが笑ってくれれば、それでいい。
それ以上のことなんて何も求めちゃいない。
だけれど、漫才師が漫才の大会に出ないというのはおかしいと思うし、そして何より漫才師としての存在を証明したい。
それでＭ－１グランプリ参戦を決意しました。
まぁ、アマチュアですが精一杯がんばります。
日本列島をひっくり返すつもりで暴れてきますわ



Rain.