Rain公論 -11ページ目

採点結果

1位 パンクブーブー 95点
2位 笑い飯 93点
3位 スリムクラブ 90点
3位 ハライチ 90点
5位 ジャルジャル 88点
5位 ピース 88点
7位 カナリア 85点
7位 銀シャリ 85点
7位 ナイツ 85点

うーん。
今回はトップバッターのカナリアさんに甘めの基準点を付けてしまったこともあり、同率の得点が多すぎたかなあ…と。
銀シャリさんとナイツさんはもう少し高い得点でも良かったと思いますが、今年は正統派しゃべくり漫才が評価される年ではなかったような気がします。
ジャルジャルさんとピースさんは良い意味で期待を裏切ってくれました。
正直、ただのコント師かと思ってましたが、独自の漫才を作り上げていたのには驚きました。
大会前、偉そうなコトを書いてごめんなさい。
そして、今回ボクに一番衝撃を与えてくれたのがスリムクラブさんです。
審査員の松本人志さんもコメントしてましたが、『時間が惜しくないのかなあ…』と。
ボクも同じ感想で、この勇気を買って90点。
新たな漫才の可能性を探し出したという点では、もう少し評価しても良かったぐらいですね。
そして、今回は審査員の皆様からあまり評価されなかったハライチさんもボクは90点という高評価。
ハライチさんらしさを全面に出した素晴らしい漫才だったと思いますよ。
惜しむらくは昨年から漫才に『変化』というのがなかったぐらいですが、賞レースというのは漫才の『本質』を見抜くモノであると思っているので、ボクは大して気にしませんでした。
ハライチさん、これからも今のスタイルで自信を持って良いと思います。
そして、笑い飯さんには昨年の『鳥人』の時にも93点という得点を付けましたが、これはボクの中で満点に近い数字です。
ボクは満点を95点という数字にしているので、これは必然的にネタ順がラストのコンビにしか付けられません。
笑い飯さんらしさが全開の素晴らしいファンタジー漫才でした。
そして、ファーストラウンドでボクが最高得点を付けたのが、敗者復活から勝ち上がったパンクブーブーさんです。
もうこれは説明する必要もないでしょう。
ボクが審査を始めてから、サンドウィッチマンさん、オードリーさん以来の満点である95点。
おめでとう!

文字数の関係で、最終決戦については明日のブログで書くことにします。
ではでは。



Rain.

あけましておめでとう

少し遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
皆様はどんなお正月をお過ごしになりましたか?
ボクはというと、国内だか国外だか分からない場所へ旅に出ていました。
人生観を変える目的もあって旅に出たのですが、結局そこでも漫才番組ばかりを見ていました。
やっぱりボクは漫才師、根っからの漫才っ子なんだなあ…と。
そうそう、漫才といえばM-1グランプリ。
まだコレを書いていませんでした。
まず笑い飯さん、優勝おめでとうございます。
M-1の歴史は、笑い飯さんの歴史と言っても過言ではありません。
2本共に笑い飯さんらしいネタで、大好きです。
素晴らしい優勝でした。
そして、スリムクラブ。
世間様に見つかって本当に本当に良かった!
やっぱり面白いよ、あんたたちは。
ボクの中ではMVP。
限りなく優勝に近い準優勝だと思います。
他の方々もお疲れ様。
明日のブログで、また張り切って採点結果も載せちゃうからね。

そして、ボクのM-1人生も幕を閉じました。
M-1というのは、決勝に残れなければ意味がありません。
それでも、2年連続で敗者復活戦に参加出来たことは大きな経験、そして財産となりました。
見に来てくれた方々からも『準々決勝面白かったです』、『敗者復活戦見て好きになりました』等々、ファンの皆様から様々な言葉を頂きました。
僅か2年だったけど、幸せなM-1人生でした(死ぬ人の最期の言葉みたいになってるけど)。
皆様の声援はボクのパワーになります。
どうかこれからも応援して下さい。
そして、ボクはこれからも漫才師であり続けようと思います。



Rain.

ボクはやるよ

「年内の更新はこれで最後」って書いた矢先に更新するのもどうかと思いましたが、ちょっと書きたいことがあって。
このブログが更新されている頃には、ボクは旅に出ているでしょう。
まぁ、そんなことはどうでもいいのだ。
年内に伝えなきゃならないことがあって。
今年、ボクは『日本列島ドンガラガッシャン大作戦』と銘打ち、イケシャアシャアと調子に乗ったことを書いてましたが、ご存知の通り全く報告していませんでした。
結果から書くと、完全な『失敗』です。
予定ではR-1ぐらんぷり、キングオブコント、M-1グランプリでそこそこの結果を残せればなあ…と思っていましたが、全部中途半端な結果に終わっちゃって。
おまけにキングオブコントに関しては参加することもありませんでした。
本当に申し訳ないです。
でも、今年の『R-1ぐらんぷり』では、大好きなあべこうじさんの優勝に感動させられ、『キングオブコント』では、ピースさんのコントに感銘を受けました。
“漫才だけの芸人で終わりたくないな”、そう感じたのです。
島田紳助さんが『行列の出来る法律相談所』でこう言ってました。

「漫才とタレントは両立出来ない」

それは違うと思うんだよなあ。
漫才もタレントもピンもコントも全て両立出来ると思います。
ボクはやります。
来年、『日本列島ドンガラガッシャン大作戦』を完成させてやります。



Rain.