三十年来の友人⑤ | 石化するほどの寂しさを抱えて…

石化するほどの寂しさを抱えて…

#HSP #愛着障害 #生きづらさ #不定愁訴 #引きこもり #気分障害

そんな私だから、この人と結婚してしまった…。

もうすぐ20年…限界です。

30年ほど前の話なので、明確ではないけれど,

確か彼女は、就職が決まった後、自転車に乗っている時に

軽い接触事故を起こしたと記憶している。

しかし、ぶつけた箇所である右手の痛みはなかなか治まらず…

結局、リウマチを発症していたことが判明したのだった。

 

アニメーターの仕事は、利き腕の右手を酷使することになるだろう。

今のように、よく効く注射もなかった時代だ。

センシティブな彼女は、就職を諦めた。

このことをきっかけに、彼女はそれまでよりも引きこもりがちになった。

 

途中、医療事務の資格を取ってみたり、介護ヘルパーの講座に参加とか、ちょっとした習い事に行ったり、芸能人のイベントに行っていたこともあったけど…

主な外出は「通院がメイン」という生活が、それから長く続くようになった。

時々、自分に出かけるノルマを課して、電車で出かけてみたりしていたこともあったけど、

修行のようなその行為は、苦痛と不安をもたらすことはあっても、

その練習を機に行動範囲が広がって、引きこもりを脱するようなことにはつながらなかった。

 

そのうち、大叔母様からの遺産で 引っ越しと家の建て替えをして…

お兄さんも亡くなり(このあたりの時系列はうろ覚え)、 

ペットは犬と猫がいた時期もあったり、その二頭も亡くなってまた別の犬を飼い始めたり…

毒祖母も亡くなり、その後、お父さんが先に体調を崩して亡くなり、その3か月後にお母さんが亡くなった。↑この期間の説明は、すごく端折ってます汗

 

とにかく彼女は、1年前の3月から、一軒家に犬だけと暮らす生活になったのだった。