これで終わるのはちょっと惜しい。これすぐに2期やってくれないかな。
最終話、一気に収束させたけど、すごくよくまとまっていた。視聴者目線の董子さんと強くシンクロする感じ。董子さんからは全体が見えないけど、避けられない別れがくる予感、たった一つの未練で現生に存在を繋ぎとめる蓮、全部承知の上で電車に乗った乙ちゃん。原作ファンには乱暴に見えるかもしれないけど、アニメファンとしては見ごたえがあるラストだった。
少し訳ありの兄妹。実は本当の兄妹ではない。人ならざるものと深く関わる。怪異を集めて電車に乗ってあるべき場所に帰るのが目的。その兄妹と深く関わるセカンドデビューできない団地妻。自身が兄妹と関わることで得た不思議な体験を本にまとめる。その本は兄を現生に繋ぎとめる唯一のものとなる。
まず結構怖い。キャラデザはそれほどじゃないんだけど作品イメージと合っててとても魅力的。加えて各エピソードが非常に巧妙で、これまでの類似作品のいいところをうまーく取りまとめた感じになってる。さすが後発といった感じ。
キャストも非常によかったと思う。ファイルーズさんと山下さんの相性がとてもよかったし、乙の幸村さんがとてもよかった。
制作に携わった方々に敬意を。ぜひ2期が見たいなー。ダークギャザリングとセットで見たい。