夜のクラゲは泳げない 最終話 | 雨と月の夜

雨と月の夜

十字架を象った鈍色な無数の針

渋谷を舞台にした非常に今っぽいSNSやYoutubeをテーマにした作品。

本作も突っ込みどころ満載だけど、薄っぺらいのに変に高評価のガールズバンドクライなんかよりずっと面白かった。

 

高校生の絵描き、配信者、元アイドル、演奏者で構成されるチーム、渋谷のウォールアートで出会い、紆余曲折あれど、最後は宮下パークの配信で大成功を収める。そして新生JELLYみんなでウォールアートを描きなおして終了。

 

映像やキャラデザなんかは個性的でよかった。渋谷の風景、最終話の渋谷の街のプロジェクションマッピングとかイイ感じだった。

キャラに関しては、まひるがちょっと・・・という感じ。あまり好きなタイプじゃない主人公。それと、伊藤みっくるさん、雨月夜、彼女のCVがあまり好きじゃないということに気づいた。彼女が演じたキャラで、好きなキャラって一人もいないような気がする。

イイねとか、顔のないネット民の誹謗中傷とか、承認欲求とか、そういうのが核にあったけど、今はそういうものなのだろうなーと思う。雨月夜もいろいろやってるけど、評価とか、正直どうでもいい(byあすか先輩)なぁ。。。

 

制作に携わった方々に敬意を。

この後の彼女たちを見てみたい気もするけど、きれいにまとまってるからこれで終わっていいかな。