【フローラS】【過去データから分析】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察 | らいまるのデータ分析記

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【フローラS】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察【過去データから分析】  

 たびたび、オークスでの好走馬を排出するフローラSです。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。

 

競走名について(JRAホームページより)

 本競走は、1966年に『優駿牝馬(オークス)』のトライアル競走として創設された重賞競走。当初は距離2400mの『優駿牝馬(オークス)』に対し、600m短い1800mで実施されていたが、1987年にオークストライアルとしての性格をより明確にするため、2000mに延伸された。なお、第2着までの馬には『優駿牝馬(オークス)』への優先出走権が与えられる。フローラ(Flora)は、ローマ神話に登場する、花と春と豊穣を司る女神の名。また、ある特定の地域もしくは時代に生育する各種植物の全種類の意。サンケイスポーツは、産業経済新聞社から発行されているスポーツ紙。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

 

 

直近の推奨好走馬

4月14日 皐月賞(GⅠ)

コスモキュランダ  7番人気 2

<推奨理由>

外枠の重賞勝ち馬

3月31日 大阪杯(GⅠ)

ルージュエヴァイユ 11番人気 3

<推奨理由>

サンデー×ノーザンダンサーの黄金血統&古馬GⅠでの好走

 

 

目次

  • 過去に好走した穴馬
  • 穴馬に共通する条件

①初角3番手以内

②サンデー×ノーザンダンサー

  • 今回期待したい馬
  • まとめ
  • おまけ

 

 

 

過去に好走した穴馬

 過去5年のフローラSで馬券になった9番人気以下の馬たちは以下の通りです。

 

この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。

 

 

初角3番手以内

 9番人気以下で好走した4頭全頭はフローラSでの初角が3番手以内でした。これは、いかにも開幕週らしいデータですね。このデータに該当するかどうかはスタートするまで分からないものですが、近走の位置取りを参考にして予想に組み込みたいですね。
 
 

※該当馬を色付きで表示

 

 
 

②重賞掲示板経験馬

 9番人気以下で好走した4頭中3頭は重賞で5着以内に入線した経験がありました。世代トップの馬は既に桜花賞に出走しているため、レベルとしては低くなりがちなレースです。しかし、たびたびオークスでの好走馬を排出するレースでもありますので、穴馬であっても重賞で好走する程度の実力は欲しいところです。今年の出走馬でこの条件を満たしているのは1頭のみですのでねらい目です。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 

 
 

 

 

 

今回期待したい馬

以上を踏まえて今年のフローラSで期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
 
エルフストラック
 1頭目はカリフォルニアクローム産駒のエルフストラックです。前走のフラワーCで5着ですので今年の出走馬で唯一2つ目の好走データに該当しています。また、前走は逃げ、近走の位置取りを見ても先行していますので1つ目の好走データにも該当しそうです。これまでの全芝成績は1-0-1-2と勝ち切れていませんが、全てのレースで5着以内と安定感は十分です。初の芝左回りに対応できるかがカギとなりますが、重賞実績という面では出走馬の中でも最上位ですので期待したいです。
 
 

カニキュル

 2頭目はエピファネイア産駒のカニキュルです。好走データには残念ながら該当していませんが前走のフラワーCでは勝ち馬に0.3秒差の6着と善戦しています。今年のメンバーではこの着順でも重賞実績としては上位となります。また、メンバー唯一の東京2000mの勝ち馬でもあります。枠番としては厳しい8枠になってしまいましたが、上位人気馬と比べ重賞経験がありますので十分に戦える1頭だと思います。
 
 

まとめ

 皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。
 

 

 

 

おまけ

 皆さん普段から読書はしていますか?競馬好きの皆さんにおすすめの本を紹介します。コントレイルやラヴズオンリーユーを管理された矢作芳人調教師が書かれた本です。これらの名馬たちはもちろんGⅡ、GⅢクラスで渋い活躍をした馬たちの苦悩と矢作調教師の工夫、裏話が盛り込まれた競馬ファン必読の本です。また、馬券的な目線で矢作調教師が自身の厩舎をどうみているのかが書かれており、個人的には馬券のヒントになる内容でした。名伯楽の仕事術が詰まったビジネス書的な観点からもおもしろい1冊ですので是非ご覧ください。