【マイラーズC】【過去データから分析】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察 | らいまるのデータ分析記

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【マイラーズC】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察【過去データから分析】  

 安田記念の前哨戦、マイラーズカップです。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。

 

競走名について(JRAホームページより)

 本競走は、マイル路線の拡充を目的として1970年に創設された重賞競走。『安田記念』の前哨戦として位置付けられ、春の短距離路線を歩む馬にとって重要な競走となっている。幾度かの変更を経て、2012年より阪神競馬場から京都競馬場に移設され現在に至る。なお、第1着馬には同年の『安田記念』への優先出走権が与えられる。読売新聞社は、東京・大阪・福岡に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

 

 

直近の推奨好走馬

4月14日 皐月賞(GⅠ)

コスモキュランダ  7番人気 2

<推奨理由>

外枠の重賞勝ち馬

3月31日 大阪杯(GⅠ)

ルージュエヴァイユ 11番人気 3

<推奨理由>

サンデー×ノーザンダンサーの黄金血統&古馬GⅠでの好走

 

 

目次

  • 過去に好走した穴馬
  • 穴馬に共通する条件

①初角3番手以内

②サンデー×ノーザンダンサー

  • 今回期待したい馬
  • まとめ
  • おまけ

 

 

 

過去に好走した穴馬

 過去7年のマイラーズCで馬券になった4番人気以下の馬たちは以下の通りです。(2021、22年の阪神開催は除く)

 

この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。

 

 

初角3番手以内

 4番人気以下で好走した6頭中4頭はマイラーズカップでの初角が3番手以内でした。これは、いかにも開幕週らしいデータですね。このデータに該当するかどうかはスタートするまで分からないものですが、近走の位置取りを参考にして予想に組み込みたいですね。
 
 

※該当馬を色付きで表示

 

 
 

②サンデー×ノーザンダンサー

 4番人気以下で好走した6頭中4頭はサンデーサイレンス系と母父がノーザンダンサー系の血統構成でした。この組み合わせが京都のスピード対応に相性のいい血統であるのかもしれません。
 

※該当馬を色付きで表示、サンデーサイレンス系は桃色、ノーザンダンサー系は黄色

 

 

 
 

 

 

 

今回期待したい馬

以上を踏まえて今年のマイラーズCで期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
 
ビーアストニッシド
 1頭目はアメリカンペイトリオット産駒のビーアストニッシドです。父のアメリカンペイトリオットはノーザンダンサー系、母父のネオユニヴァースはサンデーサイレンス系ですので2つ目の好走データに該当しました。また、近走の位置取りを見てみるとスタート次第ではありますが、先行力がありますので、1つ目の好走データに十分に該当する可能性があると思います。3歳重賞である共同通信杯を逃げ残りの3着で好走後、次走のスプリングSでは同じく逃げの手を打ち、逃げ切り勝ちを収めました。これ以降は、重賞ではなかなか良い結果を収められていません。しかし、昨年のマイラーズカップでは勝ち馬シュネルマイスターに0.3秒差の6着と善戦しました。昨年と同様に先行する競馬ができれば十分に粘り込みを狙える馬だと思います。
 
 

トゥードジポン

 2頭目はイスラボニータ産駒のトゥードジポンです。近走の位置取りを見てみると、安定した先行力がありますので、1つ目の好走データに該当する可能性が十分にあると思います。この馬の京都成績は2-0-1-0の複勝率100%と京都巧者です。また、京都金杯を好走した時と同じ内枠に入ったことも大きなプラス材料だと思います。枠と馬場の利を生かして好走を期待したいですね。
 
 
 

まとめ

 皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。
 

 

 

 

おまけ

 皆さん普段から読書はしていますか?競馬好きの皆さんにおすすめの本を紹介します。コントレイルやラヴズオンリーユーを管理された矢作芳人調教師が書かれた本です。これらの名馬たちはもちろんGⅡ、GⅢクラスで渋い活躍をした馬たちの苦悩と矢作調教師の工夫、裏話が盛り込まれた競馬ファン必読の本です。また、馬券的な目線で矢作調教師が自身の厩舎をどうみているのかが書かれており、個人的には馬券のヒントになる内容でした。名伯楽の仕事術が詰まったビジネス書的な観点からもおもしろい1冊ですので是非ご覧ください。