【フィリーズレビュー】穴馬発掘術～穴馬に共通する条件から今年の好走馬を考察する
桜花賞への最終切符、フィリーズレビューです。しかしながら、その後桜花賞で好走する馬は非常に少ない特殊な重賞です。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。
競走名について(JRAホームページより)
本競走は、1967年に『阪神 4 歳牝馬特別（報知杯桜花賞トライアル）』の名称で創設された重賞競走。競走名は2度の改称を経て、2001年より馬齢表記の変更に伴い現在の名称になった。なお、第3着までの馬には『桜花賞』への優先出走権が与えられる。 スポーツ報知は、報知新聞社より発行されているスポーツ紙。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。
直近の推奨好走馬
2月18日 フェブラリーS(GⅠ)
セキフウ 13番人気 3着
<推奨理由>
東京重賞で好走＆中央重賞馬
2月10日 クイーンC(GⅢ)
ルージュスエルテ 4番人気 3着
<推奨理由>
年明け初戦のサンデー系
2月4日 きさらぎ賞(GⅢ)
ウォーターリヒト 10番人気 2着
<推奨理由>
継続騎乗の京都巧者
目次
- 過去に好走した穴馬
- 穴馬に共通する条件
①Halo系
②勝利経験のコンビ
- 今回期待したい馬
- まとめ
- おまけ
過去に好走した穴馬
過去5年のフィリーズレビューで馬券になった7番人気以下の馬たちは以下の通りです。
この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。
①Halo系
7番人気以下で好走した6頭全頭は父がHalo系でした。Halo系とはサンデーサイレンス系とロベルト系の両方を含んでいます。ややアバウトな血統の条件ですが今年の出走馬での該当馬は15頭中6頭のみですの案外絞りやすいデータです。
※該当馬を色付きで表示
②勝利経験のコンビ
7番人気以下で好走した6頭中4頭は今回の鞍上とのコンビで勝利経験がありました。まだまだ若い3歳ですので、その馬の特徴を理解し勝利に導いたジョッキーが騎乗することが大きなプラスに働いていると考えられます。
※該当馬を色付きで表示
今回期待したい馬
以上を踏まえて今年のフィリーズレビューで期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
バウンシーステップ
1頭目はモーリス産駒のバウンシーステップです。父はHalo系のモーリス、今回は乗り替わりですが未勝利勝ちを含むデビューから3戦騎乗した菱田騎手が鞍上ですので両方の好走データに該当しています。デビューのマイル戦こそ4着と敗れましたが、その後の成績を見ると全て1400mで2-1-1-0とこの距離で結果を残しています。結果的にデビュー戦は距離が長かったと考えられます。母バウンシーチューンは舞台こそ違いますが9番人気の低評価を覆し勝利を収めています。この馬の成績を見る限りこのレースこそ重賞の中でも適性がピッタリ一致していると思いますので好走に期待したいです。
カルチャーデイ
2頭目はファインニードル産駒のカルチャーデイです。デビューから一貫して酒井学ジョッキーが騎乗し、重賞勝ちを含む2勝を収めていますので2番目の好走データに該当しています。半兄にOP馬のメイショウチタンがいますが、この馬の勝利は全て1400m、OPクラスでの馬券内も全て1400mとこの距離に対する適性が明らかです。また、近親のプレノタートはフィリーズレビューで3着に好走しています。"重賞馬"が人気を落とすのならば、先述した血統面も踏まえて期待したいです。
まとめ
皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。
