【中山牝馬S】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性
荒れる牝馬のハンデ重賞である中山牝馬ステークスです。昨年の勝ち馬スルーセブンシーズはこのレースをステップに宝塚記念2着、凱旋門賞4着と日本を代表する1頭になりました。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。
競走名について(JRAホームページより)
本競走は、1983年に創設された牝馬限定の重賞競走。創設当初より、1800mのハンデキャップ戦として実施されている。ローレルパーク競馬場は、アメリカのメリーランド州にある競馬場。創設当初から、同場との親善を目的として、競馬場名を競走名に冠している。本競走は、同場より寄贈賞を受けて実施されている。
直近の推奨好走馬
2月18日 フェブラリーS(GⅠ)
セキフウ 13番人気 3着
<推奨理由>
東京重賞で好走&中央重賞馬
2月10日 クイーンC(GⅢ)
ルージュスエルテ 4番人気 3着
<推奨理由>
年明け初戦のサンデー系
2月4日 きさらぎ賞(GⅢ)
ウォーターリヒト 10番人気 2着
<推奨理由>
継続騎乗の京都巧者
目次
- 過去に好走した穴馬
- 穴馬に共通する条件
①乗り替わり
②中山勝ち馬
- 今回期待したい馬
- まとめ
- おまけ
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過去に好走した穴馬
過去5年の中山牝馬Sで馬券になった7番人気以下の馬たちは以下の通りです。
この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。
①乗り替わり
7番人気以下で好走した5頭全頭は乗り替わりでした。穴馬がバンバン好走するレースですから、乗り替わりによる一変が好走の要因の1つであると考えられます。
※該当馬を色付きで表示
②中山勝ち馬
7番人気以下で好走した5頭中3頭は中山競馬場で勝利経験がありました。該当しなかった2頭のうち、1頭は中山競馬場では未出走、もう1頭は中山経験が2歳時のホープフルSのみで適性については未知な状態でした。中山未出走の馬から適性を見極めて狙う手もありますが非常に難易度が高いと思いますので、基本的には勝利実績があるかを確認したいですね。
※該当馬を色付きで表示
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今回期待したい馬
以上を踏まえて今年の中山牝馬Sで期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
クリノプレミアム
1頭目はオルフェーヴル産駒のクリノプレミアムです。松岡正海ジョッキーが主戦騎手である馬ですが前走は別の騎手が騎乗したため乗り替わりとなります。また中山競馬場では2勝を挙げておりますので両方の好走データに該当しています。この馬の適性が中山競馬場であることは戦歴からも明らかです。何より一昨年の勝ち馬ですし、牡馬相手の中山重賞でも何度も好走しています。前々走の中山金杯でも勝ち馬に0.4秒差と善戦していますので衰えはまだまだ感じさせません。人気薄での好走を何度も実現させた馬ですから今回も期待したいです。
アレグロモデラート
2頭目はハーツクライ産駒のアレグロモデラートです。鞍上は初騎乗の木幡巧也ジョッキー、中山の未勝利戦で勝っていますので両方の好走データに該当しています。3勝馬ですが、勝利競馬場は中山・福島・阪神内回りと小回り巧者であることが伺えます。全弟のハーツコンチェルトが左回りを得意としており、適性が真逆な部分が面白いですね。重賞初挑戦となった前走の愛知杯は先行策をとり、一時は先頭に立つあわやの4着でした。初重賞としては十分すぎる立派な着順です。今回はさらに斤量が減り50kgでの出走です。好走する絶好のチャンスだと思いますので期待しています。
まとめ
皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。